川崎の「怪獣酒場」が今月末で閉店する代わりに、大阪の難波に店舗を移して「元祖怪獣酒場」なる店がオープンするらしいですね。めっちゃ行きたいけど大阪は遠いなぁ・・・。
では今回は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より
マスターピース グリムロック(Grimlock)
の紹介です。(今回の物は海外版です。)
ビーストモード(ティラノサウルス)
ロボットモード
所属:サイバトロン/Autobots
役職:ダイノボット指揮官グリムロック
体力:10
知力:7
速度:3
耐久力:10
地位:9
勇気:10
火力:8
技能:10
総合:67
ティラノサウルスに変形するサイバトロンのダイノボット部隊の指揮官。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の第7話「ダイノボット誕生」にて地球の恐竜に興味を持った「ホイルジャック」と「ラチェット」の発案により製作。当初は自我も無く、起動した際に暴走、サイバトロンに危害を加えテレトラン1を破壊した為、コンボイからは処分を命じられるも、ホイルジャックの懇願によりエネルギーをカットし基地の奥に封印される。その後、テレトラン1の修理の合間にホイルジャックの製作したメモリーヘアバンドを装備し、知能が上昇。水力発電所に現れたデストロンを撃退し、コンボイからその価値を認められサイバトロンの一員となる。以後サイバトロン側の切り札的存在として基地の奥に待機している。メモリーヘアバンドは装着しているものの、元々頭脳回路が小さいため、相変わらず知能は低い。
性格は傲慢であり、力で相手を叩き潰すことを好み、自身を「世界最強のロボット」と豪語。恐竜こそが最強の生物と思っている。コンボイの命令を無視することもあるが、サイバトロンが窮地に陥った際には駆けつける場面もあり、スパイクやカーリーら地球人に助けられたことで、コンボイの指揮下に入る。
飛行能力を有し、恐竜モードでは口から発射するビームや火炎放射の「レーザーファイヤー」を武器とする。さらに2本の銃身を持つレーザーガン「二連スタナー・レーザー」や厚さ60cmのコンクリートすら切断できる大振りの剣「エネルギーソード」を武器として持つ。
劇場版である『トランスフォーマー ザ・ムービー』や続編である『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』にも登場。以降も低さは代わらずだが、幾分性格が丸くなり、命令にも従うようになった。さらにその続編である『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』にも登場したが、出番は最初の2話だけであった。
【※参考:ウィキペディア(Wikipedia)】
パッケージ
パッケージ裏
セット内容
本体、王冠、エネルギーソード、二連スタナー・レーザー
ギミック
ビーストモードの手の爪は3本がそれぞれ独立可動します。
ビーストモードでは、首を左右に振ることで連動して尻尾を左右に振ります。
ビーストモードの口は開閉可能。開いた状態で左頬を押す事で、スプリングによって口が閉じます。
ビーストモードの頭部を開き内部の目のパーツを回転させることで、初代玩具版を意識した赤い目から初代アニメ版カラーの青目になります。
また、ロボットモードでも後頭部のレバーを下げる事で、初代玩具版を意識した赤い目から初代アニメ版カラーの青目になります。
付属のエネルゴ・ソードおよび二連スタナー・レーザーはロボットモードの手に持たせる事が出来ます。
さらに左肩のスイッチを押す事で左掌に仕込まれたLEDが発光し、武器のクリアパーツを通してエネルゴ・ソードの刀身および二連スタナー・レーザーの銃身を光らせる事が出来ます。が、ウチの子は何故か透過率が非常に悪いのであまり光ってくれません・・・。
付属の王冠はロボットモードの頭に被らせる事が出来ます。この王冠は、アニメにこそ登場しませんがマーベルコミック版でグリムロックがコンボイに変わって司令官に就任した際に被っていたものです。
アクション
「グリムロック、トランスフォーム!」
以上、マスターピース グリムロック(Grimlock) でした。
可動範囲は、首が上下スイング+左右ロール軸可動。肩はボールジョイントで前後スイング+開き。肘は二重関節で90度スイング。二の腕に左右ロール軸。手首に左右ロール軸。左掌は親指がボールジョイントで可動。右掌は第1指がボールジョイント可動+第2指の第三関節が可動+第3~5指の第三関節が可動。腰に左右ロール軸。股関節は前後スイング+開き。大腿に左右ロール軸。膝はクリック関節で90度スイング。爪先が前後と内側ににスイング。と広い可動範囲を持ちます。ですが、股関節が非常に緩く、膝のクリックが異常に硬いなど不満点もあります。接地性に関しては、接地面が広く本来のバランスが良好。さらに股関節がダイキャスト製になっているので、非常に良好です。
付属品やギミックに関しては、2009年に発売されたMP-8版より付属品が大幅に削られており、ウェイターセット(蝶ネクタイ、エプロン、グラス&トレイ)やコンピューティコンに使用した脳波転送デバイスが削られていますが、武器はそのまま残されている上にアニメ版と玩具版を両方再現出来る目の色の切り替えギミックなど、満足できる点は多いです。唯一残念なのは、LEDの光が異常に弱い事。気になったので電池も交換しましたが、結局弱いままでした・・・。他サイト様のレビューではしっかり光っていたので、個体差なのだと思います。
スタイルに関しては、ビーストモード、ロボットモード共に初代アニメのデザインを基準に情報量を増やしたマスターピースならではの高再現度で、非常にカッコいいと同時に可愛らしいスタイルです。また、ビーストモードの牙や首、足の爪、ロボットモードの胸部や目などの各部クリアパーツが非常に効果的に使用されており、かなり高級感溢れるデザインになっています。
このグリムロックは2009年の型であり、MPコンボイ2.0が登場する前の玩具であった為、MP-1版コンボイよりだいぶ小さいことが残念な点でした。しかし、MPコンボイ2.0が登場した事でサイズ比も違和感が無くなり、さらに開発者であるホイルジャックもMP化されたので、このグリムロックの価値は私の中で急上昇しました。マスターピースだけあって元々単品でも十二分以上に遊べる玩具ですが、絡ませられる相手が増えたのは非常に嬉しく、この玩具自体のプレイバリューの広さもあってとても満足のいく玩具でした。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
関連商品
では今回は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より
マスターピース グリムロック(Grimlock)
の紹介です。(今回の物は海外版です。)
ビーストモード(ティラノサウルス)
ロボットモード
所属:サイバトロン/Autobots
役職:ダイノボット指揮官グリムロック
体力:10
知力:7
速度:3
耐久力:10
地位:9
勇気:10
火力:8
技能:10
総合:67
ティラノサウルスに変形するサイバトロンのダイノボット部隊の指揮官。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の第7話「ダイノボット誕生」にて地球の恐竜に興味を持った「ホイルジャック」と「ラチェット」の発案により製作。当初は自我も無く、起動した際に暴走、サイバトロンに危害を加えテレトラン1を破壊した為、コンボイからは処分を命じられるも、ホイルジャックの懇願によりエネルギーをカットし基地の奥に封印される。その後、テレトラン1の修理の合間にホイルジャックの製作したメモリーヘアバンドを装備し、知能が上昇。水力発電所に現れたデストロンを撃退し、コンボイからその価値を認められサイバトロンの一員となる。以後サイバトロン側の切り札的存在として基地の奥に待機している。メモリーヘアバンドは装着しているものの、元々頭脳回路が小さいため、相変わらず知能は低い。
性格は傲慢であり、力で相手を叩き潰すことを好み、自身を「世界最強のロボット」と豪語。恐竜こそが最強の生物と思っている。コンボイの命令を無視することもあるが、サイバトロンが窮地に陥った際には駆けつける場面もあり、スパイクやカーリーら地球人に助けられたことで、コンボイの指揮下に入る。
飛行能力を有し、恐竜モードでは口から発射するビームや火炎放射の「レーザーファイヤー」を武器とする。さらに2本の銃身を持つレーザーガン「二連スタナー・レーザー」や厚さ60cmのコンクリートすら切断できる大振りの剣「エネルギーソード」を武器として持つ。
劇場版である『トランスフォーマー ザ・ムービー』や続編である『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』にも登場。以降も低さは代わらずだが、幾分性格が丸くなり、命令にも従うようになった。さらにその続編である『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』にも登場したが、出番は最初の2話だけであった。
【※参考:ウィキペディア(Wikipedia)】
パッケージ
パッケージ裏
セット内容
本体、王冠、エネルギーソード、二連スタナー・レーザー
ギミック
ビーストモードの手の爪は3本がそれぞれ独立可動します。
ビーストモードでは、首を左右に振ることで連動して尻尾を左右に振ります。
ビーストモードの口は開閉可能。開いた状態で左頬を押す事で、スプリングによって口が閉じます。
ビーストモードの頭部を開き内部の目のパーツを回転させることで、初代玩具版を意識した赤い目から初代アニメ版カラーの青目になります。
また、ロボットモードでも後頭部のレバーを下げる事で、初代玩具版を意識した赤い目から初代アニメ版カラーの青目になります。
付属のエネルゴ・ソードおよび二連スタナー・レーザーはロボットモードの手に持たせる事が出来ます。
さらに左肩のスイッチを押す事で左掌に仕込まれたLEDが発光し、武器のクリアパーツを通してエネルゴ・ソードの刀身および二連スタナー・レーザーの銃身を光らせる事が出来ます。が、ウチの子は何故か透過率が非常に悪いのであまり光ってくれません・・・。
付属の王冠はロボットモードの頭に被らせる事が出来ます。この王冠は、アニメにこそ登場しませんがマーベルコミック版でグリムロックがコンボイに変わって司令官に就任した際に被っていたものです。
アクション
「グリムロック、トランスフォーム!」
以上、マスターピース グリムロック(Grimlock) でした。
可動範囲は、首が上下スイング+左右ロール軸可動。肩はボールジョイントで前後スイング+開き。肘は二重関節で90度スイング。二の腕に左右ロール軸。手首に左右ロール軸。左掌は親指がボールジョイントで可動。右掌は第1指がボールジョイント可動+第2指の第三関節が可動+第3~5指の第三関節が可動。腰に左右ロール軸。股関節は前後スイング+開き。大腿に左右ロール軸。膝はクリック関節で90度スイング。爪先が前後と内側ににスイング。と広い可動範囲を持ちます。ですが、股関節が非常に緩く、膝のクリックが異常に硬いなど不満点もあります。接地性に関しては、接地面が広く本来のバランスが良好。さらに股関節がダイキャスト製になっているので、非常に良好です。
付属品やギミックに関しては、2009年に発売されたMP-8版より付属品が大幅に削られており、ウェイターセット(蝶ネクタイ、エプロン、グラス&トレイ)やコンピューティコンに使用した脳波転送デバイスが削られていますが、武器はそのまま残されている上にアニメ版と玩具版を両方再現出来る目の色の切り替えギミックなど、満足できる点は多いです。唯一残念なのは、LEDの光が異常に弱い事。気になったので電池も交換しましたが、結局弱いままでした・・・。他サイト様のレビューではしっかり光っていたので、個体差なのだと思います。
スタイルに関しては、ビーストモード、ロボットモード共に初代アニメのデザインを基準に情報量を増やしたマスターピースならではの高再現度で、非常にカッコいいと同時に可愛らしいスタイルです。また、ビーストモードの牙や首、足の爪、ロボットモードの胸部や目などの各部クリアパーツが非常に効果的に使用されており、かなり高級感溢れるデザインになっています。
このグリムロックは2009年の型であり、MPコンボイ2.0が登場する前の玩具であった為、MP-1版コンボイよりだいぶ小さいことが残念な点でした。しかし、MPコンボイ2.0が登場した事でサイズ比も違和感が無くなり、さらに開発者であるホイルジャックもMP化されたので、このグリムロックの価値は私の中で急上昇しました。マスターピースだけあって元々単品でも十二分以上に遊べる玩具ですが、絡ませられる相手が増えたのは非常に嬉しく、この玩具自体のプレイバリューの広さもあってとても満足のいく玩具でした。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
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お!海外版を購入されたのですね~
僕は日本版を所持してます。
確かに武器の発光が弱い……LEDに問題がありそうですね。
玩具としても良く動くし、出来映えも流石。
日本版持ってたら、コンバイナーウォーズのコンピューティコンが発売されたら、頭脳をダウンロード出来るエピソードが再現出来て何気に嬉しかったり(笑)
まあ、それらが無くても十分なアイテムじゃないでしょうか?
他のダイノボットも欲しいな~
私事ですが、ドラクエヒーローズ、クリアーしました!
なかなかストーリーも良かったと思います。
今はクリアー後の裏ボス狩に挑んでますが、軒並みストーリーのラスボスより強い気がする(笑)
では、次回更新を楽しみにしています。(^-^)
サイバトロン一(どころかトランスフォーマーで?)の"問題児"がやってきましたね。
それでもいざというときは、体を張って仲間を助けるのですから憎みきれない存在ではあります。
問題児では、『カーロボット』のインディーヒートもそうでした。
事故死したF1レーサー、ゴールドバーグの愛車をスキャンしたのですが、死後も残っていた彼の意識をいっしょにスキャンしたことで、近所でカーレースやそれ以外にレースが行われているのを見ると、飛び入らずにはいられないという悪いくせがつきました。
登場回『爆走!!インディーヒート』では、頭の中はレースでいっぱいで、なかなか戦いに参加しようとしなかったのですが、終盤でファイヤーコンボイたちがピンチに陥ったとき、一時的ながらも戦士の意識を取り戻して、鮮やかな攻撃でギガトロン(ドラゴンモード)を翻弄。
思わぬ助太刀を得たファイヤーコンボイたちの反撃で、ギガトロンたちは撤退していきました。
しかし本来の性格からか、本編の登場が当話と最終回付近のみにとどまってしまったのが、なんとも残念でなりません。
同じコンセプトであるレッカーフックは、幾度となく登場したのですが………。
『すずね☆マギカ』、きのうの続きです。
失神した亜里紗を連れて避難した遥香と茉莉。
千里しかり、鈴音しかり…これからどうすべきか考えないと……と言う遥香に、茉莉は打ち明けます。
「あの子……鈴音ちゃんはね。………茉莉の、クラスメイトなの。」
「なっ……それって…!うち(茜ヶ咲中)の…生徒だってこと……?」
"身内"の所業と知り、驚く遥香。
「ちょっと前に、転校してきた子なんだけど………。魔法少女だったなんて。」
そこへ、
「彼女が、現れたようだね。」
もはや説明に及ばす、キュウべぇが姿を現しました。
遥香が、
「キュウべぇ。こんなときに、一体どこに行ってたの?」
「すまない。ちょっと、用事があってね。」
キュウべぇは、鈴音が気配を消せる能力を持っていることを語り、気づくのが遅れたと語りました。
「ねえ、キュウちゃん。鈴音ちゃんは、なんでこんなことをするの!?」
茉莉が尋ねると、
「それは、ぼくにもわからない。……彼女は、とても才能のある子だったんだが、あるときから魔法少女を狙うようになってしまったんだ。1つ言えるとすれば…………。」
キュウべぇはこう締めました。
「今の彼女は、きみたちの天敵。…………"暗殺者"だ。」
2人は、キュウべぇの話を最後まで聞くしかありませんでした。
ここで物語は1年前にさかのぼって、亜里紗&千里が1年生だったころの話に入ります。
もちろん茉莉や鈴音はまだいません。
亜里紗が魔法少女として契約した理由と、その後の経過がここで語られます。
当時、同じ1年生のミカという少女が友人2人といじめっ子トリオを結成し、校内で暴れ回っていました。
リーダーであるミカはかなりの力自慢で、まともにぶつかったところで結局返り討ちが乙でした。
いわゆる女子中学生版・ジャイアン&スネ夫と言うべきでしょうか。
杏子がいたら、人間のままガチでケンカさせてみたい相手です。
亜里紗は当時、今では考えられないほどの消極的な性格で、彼女たちの恰好のターゲットとなるのにさほど時間はかかりませんでした。
このときの髪型や服装も今とは違い、地味なお下げにロングスカートという風貌だったのです。
教室の机にはゴミが突っ込まれ、"死ね"の落書きも………。
まわりのクラスメイトたちもクラスメイトたちで、面倒な相手に関わり合いたくないと、誰も助けに入らないどころか、さも人ごとのように語らっているだけでした。
亜里紗にしてみれば、まさに生き地獄以外のなにものもありませんでした。
そんなある日、亜里紗のもとにキュウべぇが現れます。
亜里紗はキュウべぇに願いを聞かれ、あたしがいじめられるのは弱いから、だから強くなって見返してやりたいと告げます。
契約は成立し、亜里紗は魔法少女となりました。
後日、教室でミカたちいじめっ子トリオは亜里紗を呼び出し、"10万貸して"とかつ上げで迫ります。
いつもの亜里紗なら、ここでただやられるだけに終わるのですが、今日は違いました。
亜里紗は、もういじめないで!!と強くミカたちに言うのですが、逆上したミカは亜里紗めがけて殴りかかってきます。
すると、どうしたはずみか亜里紗の右手が、ミカの右拳をむんずと捕まえました。
「なんだよっ!!てめえ、離せっ!!」
このとき亜里紗には、契約によって凄まじいまでの剛力が備わっていました。
もちろん3人は、キュウべぇや魔法のことなどなにひとつ知らないので、"ヘビににらまれたカエルのバカげた抵抗"程度にしか取りませんでした。
しかし、次の瞬間ミカに悲劇が襲いかかりました。
バキ!ボキッ!グシャッ……………!!
「ひ…ひっ………ひぃいいいいいいいいいいいいーーーーーーっ!!」
なんと亜里紗の右手が、捕まえたミカの右拳を"粉砕"(場を盛り上げる大げさな表現で、実際は複雑骨折ですが……。)したではありませんか。
友人2人は、想定外の事態におどろきを隠せず、顔面蒼白であ然ぼう然とするばかり。
それでも、すべてが終わると即刻ミカを連れ、痛がる彼女を抱えて教室を後にしました。
いじめっ子トリオが去った後、亜里紗は自分でも考えつかなかった凄まじい力に、
「すごい……………すごいよ!!この力………!!」
この瞬間、亜里紗の顔からはそれまでの消極的な地味少女の面影は吹っ飛びました。
それどころか、中に"邪悪"をはらんだ、大いなる自信に満ちあふれた表情と化していました。
その後、亜里紗は大きく変貌しました。
お下げを巨大なツインテールに変え、ちょっとの激しい動きでもパンツが見えてしまいそうな超ミニスカートの風貌になったのはもとより、その行動にまで悪影響が及んでしまいました。
学校を平然とサボり、ゲームセンターで遊び呆け、校内ところかまわず飲み食いを繰り返してはゴミを散らかし、この近辺を縄張りとする他校のヤンキーたちにまで手を挙げる(相手は即刻入院。)など、暴虐の限りを尽くす日々を送っていました。
普段廊下を歩いていても、"そこのけそこのけ亜里紗のお通り"で、自分の進行方向におしゃべりしている生徒でもいようものなら、恫喝したりにらみつけてどかせるほどです。
そんな彼女に、まわりの生徒や先生たちは手を出すどころか声さえかけられず、暴虐行為はエスカレートする一方でした。
そんな亜里紗にブレーキをかけにかかったのが、当時別のクラスだった千里でした。
正義感の強かった彼女は、日に日に凶悪さを増す亜里紗の暴虐ざんまいをなんとかしなければと、日々目をつけていました。
ある日校外に出ようとした亜里紗を待ち伏せ、あなたの行動を捨ておけないと断じます。
亜里紗は生意気なやつが現れたと思い、
「ひょっとして、ケンカ売ってんの?言っとくけど………あたしめっちゃ強いよ。」
と、手をポキポキして見せます。
しかし、肝の据わっている千里は動じません。
「やれやれ。手の早いこと。力の使い方は、よく考えてほしいわ。」
そう言った彼女の右手には、魔法少女の証・ソウルジェムが握られていました。
千里が同じ魔法少女であることを知った亜里紗は、彼女が変身すると、
「へぇ。……あんたも、魔法少女だったんだ。だったら……手加減する必要ないね。………ぶっつぶしてやるっ!!」
自らも変身し、自慢の大鎌を振り回して千里に襲いかかりました。
ところが、千里はそんな亜里紗をあっけなくあしらってしまいます。
亜里紗はいじめっ子グループを粉砕するほどの強大な力を得た一方で、魔法や武器をまだ自分のものとして使い慣れていませんでした。
対照的に千里は、すべての魔法と武器(2丁拳銃)を使い慣れていたので、これが2人の勝敗を分ける結果となりました。
あまりのショックと悔しさに、亜里紗は、
「殺せばいいじゃん…………。」
「???」
「どうせ、あたしはいつも1人だもん………。力があれば、変えられるってそう思ったけど………結局、なにも変わらなかった…………。」
亜里紗の目には、これまで誰にも見せたことのない"涙"が浮かんでいました。
千里は、
「あのねぇ。…………本気で、そう思ってるの?」
「………へ?」
「力があるとか、ないとか……そんなの、関係ない。それは、自分自身の問題でしょ。けど……どんなに、力があっても1人じゃどうにもならないことがある。それは、わかったでしょ?」
一通り言い聞かせると、
「実は、この町にはね。わたしたち以外にも、魔法少女がいるの。その子たちといっしょに戦えば、もっと強くなれるわ。」
「いっしょに…………?む、無理よ。今さら。あたし、人づきあい苦手だし。」
亜里紗はためらいますが、
「大丈夫。無理じゃない。ちゃんと向き合えば、わかってもらえるわ。今からだって、遅くないはずよ。さぁ、立てる?」
「…………………うん!」
亜里紗の心は、一瞬にして晴れました。
この瞬間から、亜里紗と千里は親友になったのです。
ある夜、亜里紗はその光景を思い浮かべながら、ベッドに横たわっていました。
母が夕飯よと声をかけても、
「………いらない。」
と返すだけです。
ケンカもしたとはいえ、亜里紗にとって千里はすさんでいた心から解放してくれて、仲間に入れてくれたよき親友でした。
そんな彼女を突然に失った亜里紗の心は、孤独と悲しみでただただいっぱいでした。
「千里………………………。」
ちなみに余談ですが、このときの亜里紗の格好は上が黒い半そでシャツ、下は"パンツ丸出し"という大胆にもほどがあるものでした。
すごい格好で寝るもんだなぁ…………(汗)と、最初は思ったものです。
今日はここまでとします。
個人的にはいつか付属品全部盛りの完全版出して欲しいなぁ…
因みにシャッタードグラスに登場したゴウリュウはMPグリムロックにゴウリュウのヘルメットを被せたようなデザインになっているそうです
いくらBotCon/TCC限定品でも流石にMPは出せないよなぁ…出されても困る
でもMPグリムロックのバリエーションってG1グリムロックのイメージから大きく逸れないリカラーばかりだから1つくらいそういう変り種があってもいいかも
そう考えるとG2カラーとかが出なかったのが不思議
>日本版持ってたら、コンバイナーウォーズのコンピューティコンが発売されたら、頭脳をダウンロード出来るエピソードが再現出来て何気に嬉しかったり(笑)
国内版はビーストモード関連の付属品がありましたからね~。その辺り、素直に羨ましいです。
>私事ですが、ドラクエヒーローズ、クリアーしました!
クリアおめでとうございます。やはりRPGという事でメインシナリオボスより強いのが居るのですね~。
レベル上げが捗りますな。
>サイバトロン一(どころかトランスフォーマーで?)の"問題児"がやってきましたね。
最初の方は基地壊すわ命令聞かないわニューリーダー病発症するわで大変な問題児(しかもチーム全員)でしたね~。
>しかし本来の性格からか、本編の登場が当話と最終回付近のみにとどまってしまったのが、なんとも残念でなりません。
インディヒート、物語序盤と最終話のみの約2話しか出番が無いんですよね・・・。玩具の出来は良いのに、残念です。
>『すずね☆マギカ』、きのうの続きです。
鈴音以外の4人にも明確なバックストーリーがあったのですね。それ故に早々に一人離脱してしまったのが残念でならないです・・・。
>エプロンの製造にリカちゃん人形の工場を経由する必要があるせいか、MPグリムロックは初版以降新規の王冠が付いている代わりに元の付属品の多くが省略された所謂キンググリムロック仕様が定番化しましたね
個人的にはいつか付属品全部盛りの完全版出して欲しいなぁ
MP-8のエプロンは型の使いまわしなんて出来ない代物ですからね~。ウェイター姿のグリムロックは印象に残る姿のひとつですので、完全版を期待したいところです。
>いくらBotCon/TCC限定品でも流石にMPは出せないよなぁ…出されても困る
出されても定価で3~4万、オークションとかだと10万は行くでしょうしね。手なんて出せませんよ・・・。