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※真っ白な気持ちで下の段だけ読んでみましょう
子「ねぇママ、寝る前に絵本読んで」
母「ええ、いいわよ。どの絵本がいい?」
子「年長者が一つの方法に執着して他の方法を一切試そうとしないどころかあまつさえ自分より立場が弱い者に同じ方法を強要し膨大な労力を費やしてようやく目的を達成する絵本読んで」
母「『おおきなかぶ』ね」
みんな聞いてくれ。これはクリスマスイブにオッサンから尻を揉みしだかれた男の話だ……
電車でおっさんから尻を触られた。最初は揺れて触れただけかと思っていたが、あろうことかおっさんは尻を揉みしだいてきた。おっさんがホモなのか、それとも隣に立っていた女性と間違えたのか、おれの尻は揉まれた。なんかすごく吐きそうになった。
乗客のカップルの男が「痴漢はやめろよ」と言ってオッサンの手を掴んだ。オッサンは「終わった」みたいな表情してた。カップル男がおれに「大丈夫?」って聞いてきたから「気持ち悪いけど大丈夫です」って言ったら「えっ!?」って凄い驚いてた。おれが女だと思ってたみたい。
おれの声を聞いて、オッサンの表情が何か大変なことになってた。オッサンもおれを女だと思ってたっぽい。オッサンがホモじゃなくて本当に良かった。
髪が伸びまくってたから一つ結びにしてるんだけど、この状態だと女と間違われる事が多い。
おれ、オッサン、カップル男、カップル女の4人は次の駅で降りて、駅員室に行くことになった。事情を話したら駅員の人の顔が引きつってた。男が男の尻揉んでたなんて聞いたらそうなるわな。
おれ「漫画買いに電車に乗ったらオッサンから尻を揉まれた」
オッサン「女の尻を揉んだと思ったら男だった」
カップル男「痴漢かと思ったらホモだった」
オッサン「ホモじゃない」
駅員「あたまいたい」
少し経ったら警察が2人来て、事情を説明。1人はやっぱり顔が引きつってたし、1人は完全に笑ってた。男同士でも余裕でアウトだけどどうするかという話になったんだけど、オッサンの哀れさがヤバすぎて、その場にいる誰もが彼を責められなくなってた。
「正直この件を大事にすると、こっちにもダメージありそうなので口頭の注意くらいでお願いします」って頼んだら、とりあえず収まった。全員がクリスマスイブの数時間を無為に過ごして終わった。オッサンは泣いてた。何の涙かはおれ達には知る事ができなかった。
ちなみに痴漢に遭ったのはこれで2回目でした。おわり。