聖那☆”と話そう ぽっかぽか4

自分の気に入ったものを写して行きたいです♪

ミソハギ

2008-08-05 18:26:18 | Weblog
ミソハギ科の多年草。
夏の日、水田の畦や水辺で花を咲かせています。
ちょうど旧暦のお盆の頃に咲き、
仏前に供えられるのでボンバナ(盆花)とも言われます。
ミソハギの名は、花穂に水を含ませて供物に水をかける風習が、
禊を連想させるところから、
ミソギハギ(禊萩)と呼ばれ、
それが変化したものだとの説もあります。
植物の世界(朝日新聞社.44巻)には、
精霊棚に水をかけるのに使われるので
ショウリョウバナ、ミズカケグサの別名があると記載されています。
ミゾハギ(溝萩)と呼ぶ地方もあります。
 「供物に水をかける風習について、
江戸中期の国学者天野信景は、
昔の医書にミソハギが喉の渇きを止めるのに効くとあるので、
亡者の渇きをいやすために、
この草で水をかけるのではないかと述べている。」
(図説 花と樹の大事典 柏書房)とあります。

      みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶

 ミソハギの学名、Lythrum anceps
 のLythrumは「血」を表しています。
花の色が、血のように赤いことからきているのでしょうか?
(HPより)