農林水産省では毎月お米に関する情報を「米に関するマンスリーレポート」として、公表しています。以前は気にも留めていなかったのですが、最近のお米の高騰や不足のため、ざっと読んでみました。
資料は下記にあります。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/250219_1.html
私が関心があった点は以下の通りです。
・今年の秋にとれるお米(筆者注 今年の春に田植をする分)の量の見込みは面積にして昨年産より4万ヘクタール分の増加。
・6年産の生産量は前年産より多い一方で、例年多量の集荷を担う集荷業者(筆者注 おそらくJAなど)に米が集まっていないことから、通常の供給ルートではない流通(筆者注 おそらく転売業者と言われる業者によるもの)が増えたことで円滑な流通に支障が生じている状態。
・ このような状況を踏まえ、集荷業者を対象に、流通の目詰まりを解消し、流通の円滑化を図るため、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しを行うこととした。
・総務省が公表している小売物価統計によると、令和7年1月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比71.5%上昇して4,185円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比77.4%上昇して4,051円。昨年よりだいぶ値上がりしていますね。
・令和6年8月は南海トラフ地震臨時情報(8月8日発表) 、その後の地震、台風等による買い込み需要が発生したこと等により8月5日以降伸びが著しい週が3週継続した。グラフを見ると8月にぐっと上昇しているのがわかります。
もともと最近のお米の価格は安すぎて、生産用資材の値上がりが大きい中、生産者が利益を上げるのが難しい状況のようでしたので、多少の値上がりは仕方ないと思いますが、この1年の値上がり幅は大きすぎる気がします。その利益も生産者より一部の流通業者が利益を得ているような気がしますし。実際はどうなっているのでしょうか。
資料は下記にあります。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/250219_1.html
私が関心があった点は以下の通りです。
・今年の秋にとれるお米(筆者注 今年の春に田植をする分)の量の見込みは面積にして昨年産より4万ヘクタール分の増加。
・6年産の生産量は前年産より多い一方で、例年多量の集荷を担う集荷業者(筆者注 おそらくJAなど)に米が集まっていないことから、通常の供給ルートではない流通(筆者注 おそらく転売業者と言われる業者によるもの)が増えたことで円滑な流通に支障が生じている状態。
・ このような状況を踏まえ、集荷業者を対象に、流通の目詰まりを解消し、流通の円滑化を図るため、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しを行うこととした。
・総務省が公表している小売物価統計によると、令和7年1月のうるち米の小売価格(5kg当たり)は、コシヒカリで対前年同月比71.5%上昇して4,185円。コシヒカリ以外の銘柄の平均では、対前年同月比77.4%上昇して4,051円。昨年よりだいぶ値上がりしていますね。
・令和6年8月は南海トラフ地震臨時情報(8月8日発表) 、その後の地震、台風等による買い込み需要が発生したこと等により8月5日以降伸びが著しい週が3週継続した。グラフを見ると8月にぐっと上昇しているのがわかります。
もともと最近のお米の価格は安すぎて、生産用資材の値上がりが大きい中、生産者が利益を上げるのが難しい状況のようでしたので、多少の値上がりは仕方ないと思いますが、この1年の値上がり幅は大きすぎる気がします。その利益も生産者より一部の流通業者が利益を得ているような気がしますし。実際はどうなっているのでしょうか。
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