沖縄には、学生時代からの友人がおり、旅行したい地域の一つである。
美しい海、素朴で温和で親切な人々、美味しい料理など沖縄に対する印象は、極めて良い。
先日、高校生の孫が、友人7名と一緒に1週間コテージを借りて沖縄の旅を楽しんだ。
自炊して過ごしたが、ある日バーベキューをするために、専門業者に材料を注文した。
一人5000円のコースで肉野菜麺類などの材料を注文し、手元に届いたその材料は、驚くべきものであった。
脂身が多いわずかの肉、少ない野菜類、わずかなうどんなど、どう計算しても千円程度の代物であった。
相手が高校生と見た業者が、いい加減な残り物でごまかそうとしたのだろう。
今は、SNSで瞬時に写真が出回り、業者の評判は地に堕ちるのは容易である。
そんなことも知らずに、対応したんだろうか?
高校生たちは、コテージのオーナーに状況を説明したところ、業者にクレームしてもらったところ、料金全額返金してもらうことになった。
結局、業者は、大損したことになるし、SNSで拡散すれば、倒産の危機にも陥ることになる。
商売は、正直に誠意を持って行わなければ、信用を得ることはできない。
その店だけでなく、その町、もしかしたら、沖縄の印象を悪くするかもしれない。
一業者の悪意ある対応が、大きな影響をもたらすかもしれない。
人を騙しては、いけない。嘘をついてはいけない。
人として当たり前のことである。