八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

ネコ皿。

2014-06-07 22:35:48 | 八王子現代家具工芸学校

もう一年も半年が過ぎてしまいましたね。それにもう梅雨ですね。最近は本当に時間が過ぎるのが早く感じます。先週は何だか忙しくブログを更新できませんでした。

今日は3月に公開になった映画「魔女の宅急便」でつくったネコ皿制作です。

材料は黒っぽい木が良いとのことでアメリカン・ウォールナットを使用しました。

 

必要な大きさにカットしましたら型紙で大まかな形を鉛筆でなぞります。

 

型紙でなぞり終えたら、おさらの円の中心を出しその裏側をぼる盤で深さ5ミリくらいの大きめな穴をあけます。この穴は旋盤の機械に装着するために必要なのです。

 

帯鋸でラフ切断。

 

中心穴をあけ、旋盤で削るときに深さの目安と削りやすくするためです。

 

後は旋盤に装着し削るのみです。

 

メインの旋盤加工終了。ここから表面を手掘り風に加工していきます。

 

スプーン鑿や南京ガンナなどを使い表面加工。さらにボール盤で耳のところに穴をあけ引っかけたり手で持つときに持ちやすくすることも考えました。

 

ネコ皿だけの完成画像を撮るのを忘れましたが、その他にも頼まれていたお皿とネコ皿です。

塗装は使用感を出すため未塗装です。

 

 

 


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