peachが今回も遅延です。
前回は札幌で遅延情報メールうを受け取ったので札幌で時間がつぶせたけど、今日はpeachのカウンターでそれを知ることになりました。その30分ぐらい前に遅延情報メールはきてたけど、電車の中で気がつきませんでした。メールはたくさんくるので、そもそも通知は受け取ってないんですけどね。peachも他社みたいにアプリの通知やSMSでもお知らせしてくれたらいいのに。
その時点で発車時刻まで2時間ありました。搭乗手続きをすませ待合室で時間をつぶそうとしたのですが、「そっかー、せっかくなのでカードラウンジにいってみようかな」と思い立ったのです。
そうはいうものの視覚障害者の僕は、自由に移動することはできません。
思い切って「カードラウンジに行こうと思うのですが、送ってもらえますか」と聞いてみました。すると「それはできますが、帰りはどうします」という返事。ちょっと口篭っていると僕を案内してくれるためにきていた別のスタッフが、「ラウンジの人にお願いしてみようか。それかインフォメーションではなんとかならないかなー」とナイスアシスト。そして「聞いてみます。だめなら私たちでなんとかしましょう」と言ってくれ、彼女に案内されていざラウンジへ。
初めてのラウンジにワクワクしながらラウンジへ向かいます。
ラウンジのカウンターでは、予備知識どおり搭乗券とOliveゴールドカードを提示しました。そのあいだにpeachのスタッフが交渉してくれたのですが、「ラウンジ内しか案内できません」という悲しい一言。そうなるとpeachのスタッフは「ではわたしたちがお迎えにまいります」と言わざるを得ません。彼女にお礼を言って、僕はラウンジスタッフに引き継がれました。
着席するまえに、まずはドリンクです。桃とかカルピスとかもちろんティーやコーヒーや炭酸系もあるけど、オレンジを選択。
ラウンジ内はけっこう混んでるとのこと。座席まで案内してもらい、スタッフが立ち去ろうとしたのですが、「飲み物すぐになくなってしまいそうですが、どうします」と気を遣ってくれました。「では2時ごろに声をかけてもらえますか」とお願いしました。
ここはひとりがけのソファーが並んでいて、ソファーの横には小さな荷物置きがあります。そこにリュックやどりんくを置くみたい。ひとりがけの座席はパーテーションで区切られており、個別空間っぽくなっていました。
ソファーは固め。あえてそうしているのかな。期待していただけに残念。
空港内の放送は聞こえず、小さく心地よい音楽がながれています。会話もほどほどにしか聞こえません。
でもオレンジジュースは濃くておいしい。2時にきてくれたスタッフにも、おかわりを頼みました。
しかしピーチスタッフが迎えにきてくれるはずの時間になっても、誰もこない。忘れられたのかなとか、またまた遅延したのかなと心配になってきました。そんなときやっとスタッフが迎え火きてくれ、今は機内で出発待ちです。
さてここでかんがえてしまいます。また次もカードラウンジを利用するかどうかということです。待合室よりは静かだしジュースも無料でおいしい。でも誰かに手伝ってもらわないと移動できないことを考えると、躊躇ってしまいます。
まもなくpeachでは会議が行われるでしょう。もしかすると空港会社やカードラウンジも含めて。議題は「視覚障害者がカードラウンジを利用したいと言ったとき、どう対応するか」。