視覚障害者金太の徒然に

視覚障害当事者として、または生活の中で、またはテレビやネットから、とにかく感じたことや体験したことを思いつくままに。

斎藤兵庫県知事の問題に対して、「これって矛盾してない?」

2024-09-14 22:12:00 | 日記
そもそもこの問題は、斎藤兵庫県知事が公益通報され、それを受けた知事が「調査結果を待たずに通報社を処分できないか」と言ったとか言わないというところから端を発したのではないでしょうか。


そこから知事のおねだりやパワハラに広がっていったと思っています。なので最初は「調査結果も出ないうちから処分するなんて…」という声が多かったはず。
しかし最近では、知事に対する不信任決議案を出そうという動きが出てきて、とうとう渋っていた維新もそれに同調して、全会派揃って提出するそうではないですか。

確かに知事に不利な証言がたくさん出てきており、状況的には知事は不利かもしれません。とはいうものの、その証言には伝聞もあり、また知事を擁護する意見もあると聞きます。

県議たちは知事が公益通報した者を特定させたり、調査結果を待たずに処分させたことには反対しているのに、今では百条委員会の結果が出ていないのに、不信任決議案を提出しようとしています。


これって矛盾していませんか?

そんなものなのでしょうか。

僕の考え方が間違っていたら指摘してください。



青木と石川と川端

2024-09-13 22:44:00 | 日記
この3人はプロ野球東京ヤクルトスワローズのベテラン選手たちです。

そして今日、青木宣親(42)外野手が引退を発表しました。青木は日本のプロ野球界で素晴らしい成績を残しただけでなく、アメリカ大リーグで6年間プレイしました。日本に戻ってきた時の「ヤクルトを日本一にするために戻ってきた」と言うコメントは忘れることができません。そして2021年は日本一に輝きました。

青木は成績だけでなく素晴らしい人格者でもありました。オフシーズンには村上などの若手を積極的に誘い、オフシーズンの過ごし方や自主トレの方法、人間形成についてもアドバイスしたそうです。

そんな青木も去年今年と成績が伸びず、今年は1軍に登録されていない期間もありました。「もしかしてそろそろかな」とは思っていましたが、その日が来てしまいました。

青木のコメントの中に「自分がいては1枠使ってしまう」というのがありました。思うようなパフォーマンスを発揮できなくなった自分の代わりに、若手を使って欲しいという意味です。

僕はこの考えにとても感動しました。ほとんどの選手は少しでも長く現役を続けたいと思っています。当然青木もそうだったでしょう。それなのにチームや日本のプロ野球のことを考え、若手に道を譲ったのです。

一方で石川雅規(44)投手は、たいして強くないヤクルトで孤軍奮闘してきました。ただ青木ほど素晴らしい成績ではなく、勝ちと負けの数がほとんど同じと言う結果でした。石川はここ数年なかなか成績を残すことができず、いつ引退してもおかしくないとは思いましたが、家族的と言われるヤクルト球団のおかげもあってか現役を続けています。それは素晴らしい成績でもない石川投手を追い落とすだけの若手が出てきていないと言う事でもあります。そして石川は来年も現役続行希望しているそうで、多分聞き入れられるでしょう。石川はできるだけ長く現役を続けたいと考えているのです。でも、やっぱりたまにしか勝てない、投げては打たれる石川を見たくないと言うのも事実です。

最後は川端慎吾(36)内野手。川端は、ガラスのプリンスと言われるように、怪我ばかりのプロ野球人生を送っています。怪我なくフルシーズン過ごせたのは何回あったでしょうか。川端に怪我がなければどれほどの選手になっていたかとよく言われますが、こればかりはどうしようもありません。

そして晩年は代打稼業に励み、代打の神様と言われるまで勝負強良いバッティングをしてきました。しかし年には勝てず、今年はあまり良い成績ではありません。以前のような勝負強さもありません。ただ実績があるので、主脳人からの信頼も厚く1軍にいる機会も残されてはいます。

年齢的なことも加味すると、いつ引退しても不思議ではありません。来年の動向はまだ聞こえてきてはいません。

3人はヤクルトスワローズにとって、欠かすことのできない選手たちでした。彼らがいなかったらと思うと、ゾッとします。そして彼らには三人三様の生き様を垣間見ることができました。

今後の彼らの活躍に期待しています。

カリーハウス コロンボ

2024-09-12 22:16:00 | 日記
Googleマップで、以前から気になっていた「カリーハウスコロンボ」に行ってきました。先日は11時の開店直後にもかかわらず、次のお客さんが並んでいて、時間がなくて諦めたのでした。カウンターだけの小さな店とはいえ、あの時間に2回転目がはじまるのですから、人気店だということがわかります。

(後日調べたら、やはり有名店でした)

今回は開店5分前に到着しましたが、すでに並んでいました。運良く1回転目で入店。

僕はエビカレービッグ(550g)を注文。一緒に行った友達はエビカレーふつう(400g)とフルーツカレーをそれぞれ注文していました。

そして間も無く出てきました。

スープカレーとまではいきませんが、ちょっと水分を含んだ、ピリ辛のルーでした。CoCo壱なら2辛ぐらいでしょうか。辛いのが苦手な人、ふだんは甘口を食べている人にとっては、さぞかしつらい時間になったでしょう。

リピーターはあのスープカレーっぽさとピリ辛が癖になるのでしょう。僕も近ければリピーターになりますね。

さてエビカレーですが、僕はちょっとがっかりでした。冷たいムキエビがのっているだけだからです。エビずきにとってはたくさんエビが食べられてうれしかったけど、せめて常温にしてほしいなー。

550gなので量的には満足なのですが、終盤戦になってくると、ルーがさびしいような気がしてきました。そんなとき「ルー足しましょうか」という神の声がスタッフさんから聞こえてきました。大きな声で「お願いします」と言いましたよ。

CoCo壱でもルーをちょい足ししてくれますが、声をかけられたのは1回だけ。よくみていると、コロンボさんでは積極的にルー足しの声かけをしていました。この辺も人気店の秘密でしょう。

完食したところに、デザートのバニラアイスが出てきました。口コミで知ってはいましたが、やはりうれしいですね。これもまた、人気店の秘密かな。

コスパ良し、味良しでした。カレーだし、提供も完食も早いし、並んでも待ち時間は少ないでしょう。これも人気店の秘密かな(笑)。

※写真のアップロド方法がわからないよー😢

はじめてのカードラウンジ

2024-09-10 15:40:00 | 日記
peachが今回も遅延です。

前回は札幌で遅延情報メールうを受け取ったので札幌で時間がつぶせたけど、今日はpeachのカウンターでそれを知ることになりました。その30分ぐらい前に遅延情報メールはきてたけど、電車の中で気がつきませんでした。メールはたくさんくるので、そもそも通知は受け取ってないんですけどね。peachも他社みたいにアプリの通知やSMSでもお知らせしてくれたらいいのに。

その時点で発車時刻まで2時間ありました。搭乗手続きをすませ待合室で時間をつぶそうとしたのですが、「そっかー、せっかくなのでカードラウンジにいってみようかな」と思い立ったのです。
そうはいうものの視覚障害者の僕は、自由に移動することはできません。

思い切って「カードラウンジに行こうと思うのですが、送ってもらえますか」と聞いてみました。すると「それはできますが、帰りはどうします」という返事。ちょっと口篭っていると僕を案内してくれるためにきていた別のスタッフが、「ラウンジの人にお願いしてみようか。それかインフォメーションではなんとかならないかなー」とナイスアシスト。そして「聞いてみます。だめなら私たちでなんとかしましょう」と言ってくれ、彼女に案内されていざラウンジへ。

初めてのラウンジにワクワクしながらラウンジへ向かいます。

ラウンジのカウンターでは、予備知識どおり搭乗券とOliveゴールドカードを提示しました。そのあいだにpeachのスタッフが交渉してくれたのですが、「ラウンジ内しか案内できません」という悲しい一言。そうなるとpeachのスタッフは「ではわたしたちがお迎えにまいります」と言わざるを得ません。彼女にお礼を言って、僕はラウンジスタッフに引き継がれました。

着席するまえに、まずはドリンクです。桃とかカルピスとかもちろんティーやコーヒーや炭酸系もあるけど、オレンジを選択。

ラウンジ内はけっこう混んでるとのこと。座席まで案内してもらい、スタッフが立ち去ろうとしたのですが、「飲み物すぐになくなってしまいそうですが、どうします」と気を遣ってくれました。「では2時ごろに声をかけてもらえますか」とお願いしました。
ここはひとりがけのソファーが並んでいて、ソファーの横には小さな荷物置きがあります。そこにリュックやどりんくを置くみたい。ひとりがけの座席はパーテーションで区切られており、個別空間っぽくなっていました。

ソファーは固め。あえてそうしているのかな。期待していただけに残念。

空港内の放送は聞こえず、小さく心地よい音楽がながれています。会話もほどほどにしか聞こえません。

でもオレンジジュースは濃くておいしい。2時にきてくれたスタッフにも、おかわりを頼みました。

しかしピーチスタッフが迎えにきてくれるはずの時間になっても、誰もこない。忘れられたのかなとか、またまた遅延したのかなと心配になってきました。そんなときやっとスタッフが迎え火きてくれ、今は機内で出発待ちです。

さてここでかんがえてしまいます。また次もカードラウンジを利用するかどうかということです。待合室よりは静かだしジュースも無料でおいしい。でも誰かに手伝ってもらわないと移動できないことを考えると、躊躇ってしまいます。

まもなくpeachでは会議が行われるでしょう。もしかすると空港会社やカードラウンジも含めて。議題は「視覚障害者がカードラウンジを利用したいと言ったとき、どう対応するか」。


視覚障害者が単独で飛行機利用する場合

2024-09-08 12:07:00 | 日記
今からpeachで札幌へむかいます。

ここ数年peachをよく利用するようになりました。peachは格安航空会社なので、最初は視覚障害者が一人で利用することに、少し不安でした。しかしカウンターまで行けば座席まで案内してくれるし、降機後は駅やリムジンバス乗り場まで送ってくれます。大手航空会社となんら変わりません。

今朝もバスを降りて空港に入ってしばらく歩くと、職員に声をかけられました。「おっ、朝からラッキー」。白い杖を持った視覚障害者を見ても、声をかけられないことがよくあるからです。

しかしその女子職員は「こっちです.着いてきてください」と言うではありませんか。視覚障害者の誘導の仕方を知らないのか、僕に触られたくないのか。

まあそんなことはどうでもいいです。それぐらい想定内。

「連れていってください」と言いながら彼女の肩をつかみ、カウンターまで案内してもらいました。

搭乗手続き後はさっきとは違う職員が、機内まで案内してくれます。

今日は、おっ外国人女性だ。名前を聞き取れなかったのでどこの人かはわかりにくいけど、たぶんアジア系でしょう。

彼女に連れられてすぐ「右に回します」という彼女の声。思い出しました、前回も彼女にお世話になったのでした。

「右に曲がる」というのを、「右に回す」という言い回し。前回も気になってやさしく教えてあげようかなとおもいながらも、とどまったのでした。

そして今日も回され続けた僕でした。