プロ野球東京ヤクルトスワローズの西田明央選手が戦力外通告を受けた。
西田は高卒で入団した14年目のキャッチャー。なかなかレギュラーにはなれなかったけど、2番手や3番手のキャッチャーとして活躍してきた。近年は若手の台頭もあり2軍暮らしも続いていた。
球団は西田にスタップとしての契約を打診したという。来年からの仕事を用意する代わりに、選手契約を打ち切ったのだろう。
ヤクルトは2年連続で最下位争いをしており、かろうじて5位になったという体たらく。そこで球団は指導陣を一新していて、西田と同年代のコーチが2人誕生しようとしている。
そういう状況下なのに西田はその誘いを断り、現役続行の意思が強いという。
西田の実績と年齢を考えれば、契約してくれる日本のプロ野球チームはまずないだろう。台湾球団や日本の社会人チームも、この年齢で声をかけてくれるだろうか。厳しいんじゃないかなー。
それでも現役にこだわる西田。
次の仕事を用意してくれたのなら、僕が西田の立場なら迷うことなくありがたく球団のオファーを受ける。選手としての伸び代も期待薄だし、選手として契約してくれるチームがあるかも微妙。何より華族を養わなければいけないからだ。
球団スタッフとして雇用されても、いつクビを切られるかわからない。それなら少しでも長く好きな野球をしていたい、と西田は考えたのだろうか。
いずれにせよ、西田を応援したい。
夢を追い続けることも悪くないだろう。いつまでもできることじゃないしね。
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