いのちがけ

現実での生き残り、すべてが有機的につながり、壊れてゆく。日常からの脱出。まさに、いのちがけ。

昨日今日

2006年04月22日 21時13分15秒 | Weblog
限りない時間が流れて
何処をさまよえばいいのだろう

限りない時間の中で
何所へ行けばいいのだろう

    存在が消えようとして
    逃避し続けても

    もはや絶望の影も見えない
    行き着く所は地獄かもしれない

         存在が遊んで
         肉体が壊れてゆく
         壊れ始めた精神が
         液晶画面の中で
         てんめつを繰り返す
壊れた精神を、再構築するすべを知らない
柔らかすぎて、やさしすぎた魂はいつまでも
うずくまったまま、動こうとはしない

動かない、動けない、動こうとはしない存在が
あそぶ

何処ぇ行かねばならぬ
どこへゆけばいい

狂い始めた精神の
くるいはじめたじかん
それぞれの必然か、それとも運命か

ひとはかわる
こころもかわる
うんめいも変わる
ことばのかげのまほう

まほうつかい
そう、
まほうつかいになろう

やがて
かみのくにの、おおさまになろう
そうだ
おおさまになろう

   かぎりなくつづく
   まほうのくにの
   たのしいじかん
そう、そういうことにすればいいんだ

きせつはやがて、めぐりくる
きせつはやがて、めぐりゆく

       確か、人間は其れから死に絶えた
       たしかそれからことばはなくなった

きせつはやがてめぐり行く
きせつはやがてくりかえす

きょねんのいまごろ
きょねんのいまごろ
たしかにいのちがけ
そしていまでも、いのちがけ
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