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職務経歴書の役割と正しい書き方

2020-11-17 14:18:59 | 職務経歴書
バイトと正社員の求職活動において大きく異なるのが、職務経歴書でしょう。
職務経歴書はバイトでも求められることがありますがその可能性は低く、主に必要となるのは正社員の方です。
ただ、バイトでも職務経歴書を提出すると、それだけ真剣度をアピールできるため、武器の1つとして職務経歴書を持っていくのは悪くありません。
ちなみに職務経歴書とは、いわば自身の取扱説明書です。
そのため、新しい職場でどのような仕事ができるのかを、採用担当者がさっと目を通しただけでイメージできるような内容にしなければなりません。
ずっと長い期間バイトをしていた人が、正社員採用を目指して求職活動をする際にやりがちなのが、職務経歴書に家族構成や特技などを書き連ねることです。
そのような職務経歴書を提出すると、応募書類のルールすら知らないビジネスセンスのない人と見なされ、不採用となってしまいます。
職務経歴書は、これまでどんな仕事をしてきたか、どのような能力と実績があるか、という自分のスキルを伝える書類です。
それを理解した上で、書類を仕上げることが肝心です。
職務経歴書には、勤めていた企業とその勤務期間を書くだけでは意味をなしません。
その企業で勤めていた期間中に、主にどんな仕事を担当していたのか、どんなことに力を入れていたのかを簡潔に書くとより魅力的に伝えられます。
これまでの実績は、応募先の企業での仕事に活かせるかどうかという視点でもチェックされます。
少しでも結びつきそうな仕事をしてきた場合、職務経歴書の書き方は工夫を凝らし、経験を活かせることをアピールできると望ましいです。
またその他にも、よくあるのが失業期間中に何をしていたかを具体的に記した職務経歴書です。
実際、パソコン講習や資格取得のためのスクールに通っていたことや、地域ボランティアのリーダーを務めていたことなどを書いている方も少なくないようです。
求職者にしてみれば、「失業期間を無駄に過ごしていたわけではありません」という弁明の意味もあって書いているのでしょうが、これは職務経歴書に書く内容ではありません。
採用側が職務経歴書から知りたいのは、あくまで仕事の実績であり、応募者の自分史ではないのです。
こうした部分をきちんとわきまえた上で、面接官にきちんと伝わる職務経歴書を書くようにしましょう。