Dog Salon 440-yonyonmaru-

5つの自由 -5つ目-

2016-09-26

20日から26日までは動物愛護週間です。

人と共に生活するペットたち。
自らの意思で満たすことのできない要求や要望を私たち飼い主が満たすことは彼らと共に生活することを選んだ私たちの責任です。

「5つの自由」をご存知ですか？

動物と一緒に生活するとき、「終生飼養」と「５つの自由」を守らなければならない責任があります。

｢5つの自由｣は1960年代にイギリスで家畜動物に対し定められました。
今では家畜動物に限らず、展示動物、実験動物、家庭で飼われているペットたちに対しても、この「5つ自由」は動物に対する福祉の基本として国際的に認められています。

本日で最後です。
「本来の行動ができる自由」

動物の本能や習性に合った行動がとれるように工夫してください。

彼らに十分な空間と適切な環境を与えてあげてください。十分な広さのハウスを用意していますか？閉め切った暗い空間で一日中留守番をさせていませんか？犬種によって、運動量が多く必用な子もいます。リードで歩幅を合わせて歩かせるだけでは不十分な子もいます。広い場所で思いっきり走らせてあげられていますか？　　

大切な家族の一員のペットたち。15歳未満の人口より多いペットの数。
しかし、マナーやルールがなかなか改善されないのは現実です。法律で義務付けられている狂犬病の予防接種や混合ワクチンについて理解がされていないのも事実です。他の先進国と比べる方もいらっしゃいますが、私たちの国土は狭いです。先進国と同じ考えでは危険だと覚えておいて欲しいと思います。飼育している私たちがルールやマナーを守らないと可愛がっているペットたちは飼わない人々からは悪者扱いをされてしまいます。大切な愛しい彼らをそんな風に思われるのは心が痛みます。

わたしたち動物取扱業者はみなさんにお願いします。彼らは犬(猫、その他)という種類であり、人ではありません。何もかも人と同じ考えで彼らと接するのは危険です。彼らの生態や習性を理解し、接してあげてください。そして、ルールとマナーを守って欲しいと思います。

彼らは自ら要求や要望を満たせません。時々、「5つの自由」を思い出してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

当店は個人サロンです。
アットホームでわんちゃんにもご家族の方にもリラックスしていただけるような空間作りを心がけています

何か困ったこと、不安な事があればお電話で、メールで、直接サロンへ来られたときご相談ください。
ホリスティックケアの考え方を取り入れてみなさまとわんちゃんとの生活をお手伝いしたいと考えております。

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