と、言う訳で自主的自宅待機を決め込む
そんなこんなでゆっくりと布団から這い出る
ちびまる子ちゃんの気持ちがよく分かる気がする
さてと、何しょうかなと遅めの朝ごはん(パン)とアイスコーヒ(何故かアイスコーヒです)で済ませる
思いついた
私が使っているスマホは「林檎印」では無いのでなかなか良いケースがない
別にケース(カバー)はなくても良いのだが、どうしても船に乗っていると(ポケットに入れていると)
あっちこっちにぶつける
液晶画面が割れると高くつくのでここにカバーがほしいと思うのだが、そんな都合のいいカバー(ケース)はなかなか無い
取り敢えず多少のプロテクトが有る袋に入れておけば良いのだが・・・
・ネオプレーン
・発泡スチロール
・スポンジ
・バルサ
と軽くて加工しやすい物を思い浮かべるがネオプレーン以外は実用的でない用
5mmのネオプレーンがあればできそうだが手持ちがない
調べてみても素材の入手は大変のよう(高ければ可能)
製品として機種によっては販売されてたりするが、残念ながら該当しない
そこで、部屋を探すとレザークラフト用の革の切れ端が
小さな切れ端だが調度良さそう(出来ればもう少し厚いのが良いのだが残念ながら1.8mmのものしか無かった)
早速、現物合わせで採寸・・・大まかな線を引いて足りることを確認(^^)
ちなみに、このようなTOOLを使用します(入門用のセットです)
サクっと切り出します(後で仕上げればいいのでアバウトに・・・)
角は丸めておきます(リップクリームのキャップのRを使用でサクッと)
ただ、ケースにしても脳が無いのでちょこっと細工を施します
まず、革を湿らせ(濡します)て柔らかく・・・・
この時期、すぐに乾燥するので時々水を塗ります
適当に下絵を凹みで書きます(スタイラスペンを使用していますので傷(クボミを付けるだけです)
*鉛筆やボールペンは革を汚しますので使用しません
下絵の上をなぞるように専用カッター(スーベル)で切り込みを入れます
いわゆる「カービング」です刃先が良く切れると気持ちよく曲線も切れますが薄い革なので
力を入れすぎると切りすぎてしまうので注意(革の厚さの1/3くらいと言われていますが薄い皮は1/4以下が安心です)
カービングした線に合わせてスタンプのようなツールで押し跡を付けていきます
線の外側を凹ますことで浮き上がって見えます
更に他のツールで模様を入れます(木ハンマーで静かに叩きます)
よく見るとかなり適当なのがよく分かりますが
完成品を人によく見せたりしませんので問題ありません
さて、模様(絵)が入ったので次は縫合(?)です
この厚さなら直接、普通の縫い針で縫ってしまいます
(これより厚いと下穴を開けたほうがいいですね)
ちなみに(私の場合)糸はPEラインを使用しています
ソルトウォーターのPE4号 DAIWA製です
(40LBは19kgの強度がありますのでまず切れませんと、いうか手では切ろうと思ってもきれませんし
海水にも強く・・・・・関係ないか・・^^; )
適当に周りを縫います
半返し縫いではなく往復を裏表で変えて縫っています
(糸が通るところは本当は細い溝を彫っておくのですが凹ましただけで済ませました)
縫いあがったら、再度水を加えて、スマホを実際に入れます
そうです型取りです(本当は携帯をラップにくるんで入れたりするのですが防水タイプなのでそのまま(本当は面倒なので)
いれて角を押さえて暫く待ちます
ちなみに、さすがに薄くても手縫いでは手が痛く
シンブル(指貫き)を探したのですが適当なのが見つからず
余った革の切れ端を丸めて使用しました・・・・・・・・・
所が、薄いのでこの革を突き破り針の後ろが指に・・・
中に1円玉を入れて強化しました(これはとても良いです)
少し乾いた所で取り出してみました
(型がちゃんと付いています)
*キーホルダー(ストラップ)はおなじみのYBM純正です(^_^;)
もう暫く中に入れて乾燥を待ちます
(実はこの間にもう一品作成しましたが割愛)
大方乾いた所で
愛用のKIWI WETーPRUF waxをぬりこみます
ミンクオイルを塗ってしまうと革が柔らかくなり型くずれしまうの注意
WETーPRUF は名のように防水・保革と艶出しができます
コバ(切り口)はシーブを使って磨きます
ヌメ革なので使い込むとだんだんと飴色に変わり味が(食べるわけでは無いですが)出てきます
今日の後悔
本当は上に2cmほどのベルトを付けてスマホが出ないようにするつもりでした
(切り出しの部分で材料は確保済みです)
最後に付けようと思ったら、縫い合わせた後では、これを縫いつけることができないことに気づきました
「計画的な工程を‥‥‥‥‥(^^ゞ 」
まぁ、合わせたように(合わせたのですが)ぴったりなので、飛び出ることもなく、取り出すのも簡単に行えるので
いいかな~~~~ 問題があればその時考えます
今日の風(やはり10m以上吹いていましたね)