煙に巻かれた星ひとつ

日々を綴るだけ。見たまんまの世界がその人の事実。

美味しい街

2021-01-30 23:03:26 | 日記
東京 人形町
今までほとんど訪れたことが無かった街だ。日本橋には幾度となく訪れたことはあったが、何故が縁がなかった人形町。
しかしながら、先日フラッと散策して以来、虜になってしまっている。
この日も目当てのランチを求めてやって来てしまった。

焼鳥 人形町 おが和


言わずと知れた人形町の名店だ。
土日は休業日の為、自分にとっては中々訪れることが困難なお店だった。
この日は有給を利用してやっと訪問することが出来た。


店内は1階がカウンター席。2名で訪問した私達は2階の座敷の席に通された。
和室に座卓が4つ。まるで田舎のばあちゃんの家に来たみたいだ。


妙に居心地が良い。なんだろう、落ち着くというか、安心感というか。

お昼のメニューは〈やきとり重〉のみ。そのため、席につくと
「ご飯の量は?」と聞かれる。
「大盛りで。」躊躇なく答えよう。
「ご飯だけでいいの?」

そう、肉増しも出来るのだ。ちなみにご飯の大盛りは無料。肉増しは200円だ。
「あ、ご飯だけで。」
答えた後、若干の後悔。肉増しにすれば良かったと思ったことはここだけの内緒だ。


周りには40代から50代のサラリーマン。

人形町、和室、年配のサラリーマン。
なんとも心地の良い空間だ。

そんな事を考えていたら、到着。

〈やきとり重 ご飯大盛〉¥1,000


美しい。お重の蓋を開けると、香ばしい香りが。タレをまとった鶏肉とししとうさんこんにちは。
食べる前から「うまっ」と言ってしまうタイプのやつだ。

ジューシーな鶏肉、タレが染み込んだご飯、繊細で優しい味の鶏スープ。
これを¥1,000で食せるなんて幸せだ。
絶対にまた来よう。また有給を取る理由が出来た。
ごちそうさまでした。

人形町

非常に奥深い街だ。
そして、スーツを着たサラリーマンが本当によく合う街だ。
何食べるのかな?


生姜たっぷりジンジャエールを飲んで今日の散策を締めました。