ましろと

ある日、チワワとポメラニアンのハーフ犬と出会ってしまった!成長の記録と私の日記

「春の嵐」曽我部恵一

2011年03月17日 | 2.0
「春の嵐」曽我部恵一


愛の歌をうたいましょう
朝が僕らを眠らせてしまうまで。

地元のことが心配で、被災地の悲惨な映像を見て泣く事しかできなくて
だからと言って、
今日は帰る事が出来るかだけ心配している職場の人には何も言えなくて、
震災とはまったく関係のない会話で和んではいるけれど、

それでも宮城のあのきれいな思い出の海が、
何度も行った仙台空港や
野蒜海岸の砂浜に寝転んで朝まで過ごしたこととか
愛する人と気仙沼に旅行した事ととか
名取に未だに取り残されている友達のこととか
ひとときも頭から離れなくて
でも誰にもなんにも言えなくて笑っているしか出来ない

同じ地元の人が帰省の途中に福島で被災して、
3日間身動きがとれず、なんとか東京に戻り
福島の震災がひどすぎて、通常と変わらない関東とのギャップにまだ慣れてないのに
家にいても何も出来ないからと、職場に来て、震災の情報がテレビから響きわたる中
ただただ呆然とするしかなくて
彼から少しだけ話しませんかと言われ
震災のときの状況を少し聞いたけれど
涙が止まらなかった
彼もたった一人ですごした避難所での乾パン一個に毛布一枚の経験を
東京に戻って来ても、誰にも誰にも言えなかったって
泣いていた


原発とか大規模停電で電車が止まるとか、
帰宅難民になるとか、
スーパーに行っても卵と納豆が買えないけれど
不安な毎日、なんとか日常の生活を過ごすしかないけれど


地元の家族のかえりみないあたたかさ
生きて行くために必死で生活物資を探しまわってる友達
猫をかかえて避難して来た女の人
たくさんの物を失ってしまった人の傷ついたこころ
避難して暖をとっている人たち

あたしに出来る事
あたしにできること

タフなあたしができることはたくさんあるはず
お金持ちならお金だすけど
あんまり無いから元気だす!!