わが町にもありました。讃州多度郡奥白方村字弥ノ谷という所です。記録に昔姥捨て山のあったと言われ霊のこもる地域。俚謡に「弥ノ谷へと放られて冥加な所へ行くうれしさ」とあります。又東に字名ケ石(みょうがいし)所あり、ここは昔大きな竹藪で、近くの弥ノ谷に捨てた祖母を孝行な息子が親を竹藪に隠して食べ物を運び、会いに行って、親子が語り合った所であるといわれています。冥加屋敷と言われていたが、後に冥ケ石という地名に変わったと言われる。現在奥白方の墓地になっている。(白方村史より) 分担も大きくなってきました。