rambler in full house ;補項

2016-11-11 16:34:52 | 日記
上より1962 corvair spyder, 1950 rambler ,1963 rambler classic, 1960 dart

当ブログをご訪問頂き有難う御座います。前回までの -rambler in full house- に、幾つかの追記を致します。

・nash のコンパクトカーとしてのrambler ブランド復活は1950年。その後1951年よりsuper, ハードトップのcountry club、1953年より
custom, grennbrier, そしてamcとなった1954より de luxe ,cross country wagon 等、年々バリエーションを増やしましたが、
1955年にはhudson rambler, nash rambler,の両ブランドがグリルのネームプレートのみを違えて発売されました。1957年、nash,hudson
が消滅、1958年ambassadorのみランブラーのフルサイズとして存続、従来のコンパクトは〝american 6"として新たに出発しました。

・<訂正> 初回に1955 nash ambassador として掲載した車は statesman super です。ステーツマンとアンバサダーの外観上の相違は殆ど
ありませんが statesman 、ambassador special wb114 1/2"に対し,ambassador super6 ,custom各車はやや大きい 121.3"の
ホイールベースとなっています。

・corvair のデビューイヤーは1960年で、他各メーカーのコンパクトカーと足並みを揃えての登場でした。vw同様の水平対向6シリンダー
エンジンで、リアエンジン、後輪駆動。ドライブラインをコンパクトに一纏めにし、エンジンのブロック類にはアルミニウムが用いられました。
1962年にはターボモデルを用意、同年の oldsmobile f-85 turbo jetfire とともに、ガソリン車として、世界初のターボチャージャー
付き市販車となりました。
また、初期モデルには、コーナリング時等における挙動不安等が、批判を受け、話題になりました。その後改良を受け、
欠点は克服されましたが、後年登場したフォードのコンパクト、pinto のガソリンタンク引火事件と共に、コストカットによる欠陥車の事例として
よく引き合いに出されるコンパクトカーでもあります。

.1960年、chrysler より plymouth valiant が登場。初の chrysler a platform (いわゆるa-body)採用となり、1960年デビューした
dartはこの時点では dodgeフルサイズの廉価モデルで、dodge版 a-body "lancer" は一年後の1961になってデビュー,(実はこの lancer の名
も1955年に現れたdodge のフルサイズハードトップ custom royal lancer を受け継いだもの。)しかし 翌1962年には ,早くもこの lancerの
車名が消滅、(1962ダートはダッジbボデイ、ポラーラと共通),代わりに1963年、dartがdodgeのコンパクトに移行し、1963年よりヴァリアント
とダートは実質的な兄弟車となりました。

(これらの車につきましては、いずれ別の記事としてもう少し詳しくご紹介したいと思います。 -続く)

最新の画像もっと見る

post a comment