rambler in ” full house" -人気ドラマに登場した" コンパクト"と”フルサイズ"

2016-10-28 17:18:36 | 日記
1963 rambler classic /full house

当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。先日初めてブログを開設し、勝手も解らぬままテストを続けるおりましたが、ようやく
少し要領がつかめてまいりましたので、日々思い付いたことを表題通り、交通や乗り物を話題などを中心に取り上げていこうかと思います。
今後とも 宜しくお願いいたします。

前回のテスト投稿では、1955年型 nash ambassadorの画像を海外のサイトより拝借して掲載しましたが、今回は当ブログの初めての記事として、このnash/rambler ambassador を軸に、話題取り上げてみたいと思います。

amcの母体であるランブラーとナッシュそしてハドソン、この内ランブラーのブランドとしては1902年より、製造を開始し、1917年には
ナッシュがこれを吸収合併、ナッシュモーターズとして一旦ランブラーの名は消滅します。1940年ごろにはユニボデイを採用、アメリカ車に
おけるモノコックボデイとして先駆的な存在となりました。1950年には小型のボデイに豪華な装備を備えた「コンパクトカー」という分野を、
開拓し、この車に[rambler]のブランドを与えました。1954年にはナッシュとハドソンが合併、amc ;american motors co.が誕生します
しかし1957年にはナッシュとハドソンの名が消滅、amc では結局ランブラーのみが残り、(ナッシュメトロポリタンのみが存続)ランブラー
としてのambassadorの名が残ることとなりました。

写真1の車は1955年のアンバサダー、当時の外付けの大きなクーラーを備えています。写真2は1957のランブラー,ワッフル焼き器のよ
うな格子型のグリルを採用しています。 そして写真3は1957年のアンバサダー、これがナッシュとしては最後の車で、縦型ヘッドライトを採用、これはアメリカ車の内でも最も早い時期の採用と思われます。また4灯ヘッドライトも、1957年の時点では後期のmercuryなど一部の車で
使われ始めたばかりでした。(因みに最後のナッシュはv8のみでした)。

さて1960年代に入ると、他のアメリカ車各メーカー同様大きな変革を迎えました。モノコックボデイの採用では特にその時期が早かった
ハドソン、ナッシュですが、1963年のclassic,ambassadorの両車に与えられたボデイは、ホイールベースは112"に若干縮小されたとはいえ
低く抑えられた車高などによって、後の小型セダン車の規範ともいえるスタイルを実現していました・写真の車は1963型のrambler
classic, このシーンには見覚えがある方もいるかと思いますが、これはかつてnhkでも放送された米lorrimer televisionの人気ドラマ
「full house] エピソード「honey,i broke the house」の一コマです。(続く) 1955 nash ambassador 1955 ナッシュ アンバサダー 写真1