グッド的相場観

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欧州は危機が続く

2012-01-06 07:28:21 | 相場動向

1月5日(ブルームバーグ):メルケル独首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)の2人の議員は5日、ドイツの議会は債務危機への対応で欧州救済基金の規模を拡大することを恐らく支持しないだろうと述べ、安全網拡充への反対を示唆した。

  CDUと姉妹政党の関係にあるバイエルン州の地域政党CSUはこの日、今年発足する予定の恒久的な救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)の上限である5000億ユーロ(約49兆3600億円)は引き上げられないだろうとの見方を示した。

  CSUの欧州議員、マルクス・ファーバー氏は党の会合で、「一銭たりとも引き上げられないだろう」と発言。CSUのハンス・ミヒェルバッハ独連邦議会(下院)議員は「この問題に追加資金を投じ続けることはできない。上限を引き上げればそういうことになる」と語った。


1月5日(ブルームバーグ):ハンガリー政府は5日、国際通貨基金(IMF)の融資条件について協議する用意があり、迅速に合意に達することを望んでいると表明した。同国の通貨フォリントはこの日、対ユーロで最安値に下落し、国債入札では調達額が目標に届かなかった。

  政府の交渉責任者を務めるタマーシュ・フェッレギ氏(無任所大臣)はブダペストで記者団に対し、内閣はIMFおよび欧州連合(EU)とスタンドバイ取り決めに関する交渉を開始する準備があると語った。予防的な融資は、市場情勢によって必要となった場合のみ活用することを望んでいるとした。


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