グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

10月米住宅着工件数は予想外の大幅減、4月以来の低水準

2009-11-19 07:20:10 | 相場動向

[ワシントン 18日 ロイター] 米商務省が18日発表した10月の住宅着工・許 可統計は、着工件数が前月比10.6%減の年率52万9000戸と、4月以来の低水準 になり、減少率は1月以来の大きさとなった。  市場は60万戸に増加すると予想していた。前年同月比では30.7%減となった。前 月は59万戸から59万2000戸に上方修正された。  IGマーケッツのシニア市場アナリスト、ダン・クック氏は、住宅統計が及ぼす影響は 大きいとし「建設作業員の解雇が進み、こうした人材を派遣する企業も痛手を被るだろう。 良いニュースではまったくない」と述べた。  1戸建て住宅の着工件数は前月比6.8%減の年率47万6000戸と、5月以来の低 水準だった。振れの大きい集合住宅部門は34.6%減の5万3000戸と、前月に続き 大幅減となった。  このところの住宅市場の回復は、初回住宅購入者向け税額控除措置(控除額8000ド ル)がけん引してきた。11月末に期限が切れる同措置について、議会はすでに延長・拡 大を決定している。ただ、10月時点では延長されるか不透明だったことから、着工件数 の減少に響いた可能性がある。  10月の住宅着工許可件数は4%減の55万2000戸。アナリスト予想は58万戸だ った。前年同月比では24.3%減となった。 

 ただ寄り付き前にセントルイス連銀のブラード総裁が超低金利政策は2012年まで継続との示唆を与えたこともあり、10400ドル割れでは押し目を拾われた。本日安値をつけた後は10400ドルを上下した推移に終始し、中盤にいったん下押しする場面でも午前中の安値を抜けず。10400ドル台を確保して小幅安で引けた。
 


コメントを投稿