グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

これから始まる世界的な経済危機

2015-12-12 10:05:54 | 相場動向
指標 寄値 高値 安値 終値 前日比 騰落率
NYダウ 17574.75 17574.75 17230.5 17265.21 -309.54 -1.76
S&P500 2047.27 2047.27 2008.8 2012.37 -39.86 -1.94
NASDAQ総合 4979.77 4996.19 4928.67 4933.47 -111.71 -2.21
CME225先物 19035 19260 18585 18680 -530.00 -2.76
FT100 6088.05 6088.05 5949.84 5952.78 -135.27 -2.22
DAX 10572.86 10596.03 10294.25 10340.06 -258.87 -2.44
為替(ドル/円) 121.56 122.23 120.58 120.85 -0.71 -0.59
WTI先物 36.63 36.84 35.35 35.62 -1.14 -3.10
金(Gold)先物 1071.4 1079.1 1061.7 1075.7 +3.70 +0.35

翌週のFOMCで約10年ぶりの利上げがほぼ確実視されるなか、原油価格の大幅続落が追い討ちを。

世界的に大幅安となった。


先週も書きましたがドルは「これから利上げ」 円は「まだ追加緩和」 という材料でここまでドル高円安になりました。

しかし前回の2007年の1ドル124円時 米国の金利は5%以上 日本とは5%弱の金利差があった

これから米国はゆっくりと利上げに向かいますが、以前のように5%以上まで金利を上げれるかどうか?

日本の例をとってみてもそれはおそらく不可能。世界的に金融緩和の傾向にありそこまで金利を上げる必要もなくなっている。

ならば2007年ごろがピークであった円キャリートレードはあのときほど行われない。

最悪の場合は米国株安も手伝って大きく円高へと動くことになるでしょう。

さらに、リーマンショックが最悪だったとイメージしている方は多いでしょうが

あれはサブプライム破綻の氷山の一角。世界中の中央銀行がお金を増刷して間に合わせで歯止めをかけただけ。

でいよいよ米国は昨年のQE終了 ゼロ金利解除へと向かいます。こちらの金融政策は実にゆっくりなのであまり気にならないのですが

為替のほうがとてつもなくドル高を期待しているのであれば大きく影響が出るでしょう。

2週間前に、「ドルはもう売ったほうがいいのでしょうか?」と電話をもらったのですが

「半分は売ったほうがいいよ」といいました。まだ期待の延長であがる可能性もありますからね。

まあ、チャート的には124円抜いてくるまではドルに魅力がないと思いますが・・・。

 


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