生まれ故郷で同窓会(51人出席)素晴らしい思い出づくりができました!
安藤広重の描いた双剣石
江戸時代後期の地誌『三國名勝圖會』(さんごくめいしょうずえ)によると、16世紀末に坊津へ配流された京都の公家、近衛信輔(=信伊)(1565~1614)が、坊津八景を選定し和歌を詠んだと伝えられています
一幅幅の絵のような絶景を望む坊津の海岸、中でも坊浦の双剣石一帯は国の名勝に指定されています。 坊浦の入江に穏やかな波間に対峙するようにそそり立つ鋭く尖った二つの岩が双剣石です。 雌雄があり、大小の剣を立てた姿に似ていることからその名がつけられたと云われています。
坊津歴史センター「輝津館(きしんかん)」でバスを降りると、南国の強い日差しと共に、青く澄んだ海を抱き込む入江と大小の剣を立てたような奇岩「双剣石(そうけんせき)」が出迎えてくれます。 国指定の名勝で、リアス式海岸の断崖とはるか水平線が一枚に収まる絶景は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重もたたえたと云われています。
その他に、白浜清澄で海水浴・キャンプで賑う「丸木浜」、鑑真大和上の漂着の地で、日英合作映画「007は二度死ぬ」のロケ地になった「秋目浦」、幻想的な開聞岳(薩摩富士)の眺めなど、詳しくは本サイト「景観のご案内」からご覧いただけます。
一乗院(現在の坊津学園小学校付近)が栄えた頃、薩摩藩主・島津公が参詣の途中に開聞岳を遠くに望み、風光をめでながら休憩をされた場所として伝えられています。
安藤広重の描いた秋月洞