相撲と外交

　相撲では白鵬の取り口に文句を言います。
禁じ手ではないにしても下の者に立ち合い時の張り手や勝ちあげは少々反則的である。
特に下の者は横綱に対しては出来ない手である。
どの様な手を使ってでも勝とうとする、禁じ手とも言える手を使って勝とうとする、
立会で待っての文句を言う横綱は横綱と言えない。

　私の知る本当に強い横綱は大鵬である。
大鵬は相手がどの様に出てきてもしっかりと受け止めて対応していた。
時間前に仕掛けた相手にもしっかりと受け止めて勝っていた。
横綱ならその様な相撲で強さを見せてもらいたい。

　専守防衛に関して論じられていないことが有る。
戦争は破壊することが殆どでなにも良いことはない。
確かに科学の発達に一部寄与することはある。しかし、それ以上に、
比べることも出来ない程のマイナスのみを残している。

　戦争をしてはいけないから軍隊も武器もいらないか。
武力で自国(特に権力者)の為だけに勝手な論理を展開して他国を侵略してきた
人間の歴史を無視は出来ない。
現在の国際情勢もそのものでしかない。
自国が侵略された場合に戦争は良くないからと相手の好きにさせるわけにはいきません。
弱い民族が侵略されたときにどの様な仕打ちを受けているかニュースでよく見ているでしょう。
外交も軍事力の背景で左右されていることも良く知るべきです。

　報道は現実をそのままで知らせるべきです。
それがより正しい判断を導くことになると思います。
受け取る方も少しは背景を考えるべきと思います。
表面的な報道が多いから表面的な判断をする人が多いのかも知れません。

　最後は自分です。
判断するのも責任も。