グランプリブログ

W215メンテナンスとチューニング



 CL55 AMGのブレーキローター及びブレーキパッドの交換と、リジッドカラーの装着をフロント・リアともに装着させて頂きました。



 ブレーキローターとパッドの状態はフロントリアともにローターはすり減り、ローターの表面はレコード盤のように外周部分にはエッジが1mm以上も立っています。またパッドについてももう限界で、これ以上使用するとパッドが無くなり、鉄と鉄の摩擦となるためブレーキは効かなってしまいますdokuro



 ここまでになってしまうとパッドはもとより、ローターも要交換となります。用意させて頂きましたパッドは『DIXCEL』"Z Type"にローターはOEMのローターを用意いたしました。Zタイプは制動力、コントロール性に優れたオールラウンドパフォーマンスパッドで、その長示す通り、ストリートのスメ[ツ走行からサーキット走行までこなす超ワイドレンジモデルです。



 通称呼ばれるリジカラとは『RIGID COLLAR(リジッドカラー)』の略で、ボディーとサブフレームを固定するボルトに合わせて使う事で、ボルトとフレームとの隙間をなくしガタツキを押さえ、ハンドリングの向上を得ることが出来るものです。



 取りつける場所はというとロアアームはサブフレームに固定されており、サブフレームがボディーに固定される構造になっています。また、サブフレームはエンジン・ミッションメンバーやステアリングギアボックスメンバーとしての役割も担っています。



 このサブフレームとボディーはボルトでつながれていますが、生産上の効率を上げるためサブフレームのボルトを通す穴は、固定用のボルトよりも大きな径の空けられています。よってボルトを外すと御覧の通り、ボルトの取り付け跡からボルトのセンターがずれていることが分かります。



 リジッドカラーの役割とは、サブフレームとボディの締結ボルトの隙間を埋め、ガタをなくすことで、確実に芯のある締結が可能になり、あらゆる隙間とクリアランスが無くなり、ボディとサブフレームは強固に完全締結されます。このトリプル効果でクルマは剛体化し、本来持っているクルマの剛性が引き出されますgood

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