遂に2月に突入です。
1月末に少し雨が降ったようでゲレンデの雪も溶けてしまいました。
この時期の雨はゲレンデ一面をアイスバーンにしてしまうので勘弁して欲しいです。
悪条件になればなるほどスキーヤーの『上手さ』が引き出され、勉強になる事が多いのも事実です。
では、スキーの『上手さ』って何ぞやと言うところですが、『両スキーにバランスよく乗り続ける』ことだと思います。
アイスバーン、ザク雪、粉雪、コブ斜面、緩斜面、急斜面、クラスト斜面、低速、高速、中速等無限の組み合わせの中で
如何にバランス良くスキーに乗り続けスキーをコントロールするかです。
綺麗にグルーミングされた斜面を滑るのも気持ち良いですが、自然のままの斜面でスキーをコントロールして滑った方が絶対に楽しいです。
誰も滑っていない林間やパウダー斜面に思い思いのシュプールを描く楽しさは底無しですね。
予期せぬハプニングも稀にありますがそれもまた楽しいものです。
私がスキーを本格的に始めるきっかけになったのも誰も滑っていないパウダー斜面との出会いでした。
しかも、そんな最高のパウダー斜面を利用して行う大会があることを知ったでのす。
カナダ国で開催されている『パウダーエイト』大会。2人1組となってカナダの大自然に8の字のシュプールを描き綺麗さを競う大会です。
競うといっても大会中みんなずぅ~~~~~っと笑顔。滑走中も常に笑顔で、胸位ある深雪を滑る最高の大会です。
そのような素敵な大会にいつの日か出てみたい…。その為には、滑る技術を習得しなければと思い今日に至ってます。
スキー学校に入学してくれた子供たちには同じ様な思いをしてもらいたいと思ってます。
当たり前ですが、慣れない重たいスキー道具を身につけて辛い思い出に終わるか、スキーは楽しいと思ってもらえるかもインストラクター次第です。
自然相手のスポーツなので決して良い条件ばかりではありません。悪条件の中でも楽しいレッスンを心がけたいと思います。
無駄なく安定したボーゲンさえ出来ればどこの斜面も楽しく滑れます。
『楽しんで上手くなる!!』これにつきますね。