《昨日の朝日新聞の記事》
オピニオンのページで載っていた作家で精神科医の帚木蓬生さんのお話。
恥ずかしながら今回初めて知ったお人なんですが・・・
話されていた文章の中に、「ネガティブ・ケイパビリティ」っていう言葉が
出ていて、
自分の性格は基本ネガティブなんで、ちょっとそこに惹かれて読んでった。
精神科医の方なんで患者さんとの治療の関わりの中でのお話で、
『ネガティブ・ケイパビリティ=負の能力』
この言葉は元は英国の詩人が対象に深く入り込むのに
必要な能力として使った言葉だそうですが・・・・・
とにかく難しい話は置いといて・・・・・
帚木さんはネガティブ・ケイパビリティによる患者さんへの処方を
『目薬・日薬・口薬』と言ってるとのこと。
目薬は「あなたの苦しみは私が見ています」
日薬は「何とかしているうちに、なんとかなる」
口薬は「めげないで」と患者さんたちにかける声
この人の本を読んでみたい気になったんで
早速調べよう。
久々「おぉ!!」って、こころに入ってきた言葉。
あまり言葉に感動することがなくなってきたこの歳で
まだまだあるもんだなぁ~
載せている短い文章の中に読んでてすごく自分の身に置き換えると
楽になるなって思えて・・・・
目薬・日薬・口薬・・・・
あらためて心にとどめよう・・・・