ふわりはぐれ雲 日々安穏・・・・

2月20日週 つれづれ

20日(日)
何匹のペットとの別れを経験してきたかな。
それほど多くはないけど、犬だけだとウランを入れて3回
それなりに2回とも涙は流したし、
何日かは胸が苦しい思いから抜けられなかったけど。

とうとうウランも旅立った。
何日か前からは水だけになって、夜中からは水も飲まなくなって。
朝、うんちを洗い流してやってベッドに寝かせて拭いてるうちに
呼吸が止まった。
けど、ちゃんと拭いてやらないとね。

反対向きは嫌がって絶対ならなかったけど、今はもう大丈夫。
病気がそうさせてたから、身体も自由になったよね。

亡くなってしばらくは身体の中に残ってたおしっこも出たんで
ずっとペットシートを敷いておいてよかった。

若い時はいっぱいいっぱい、悲しくて寂しくて辛くて泣いたけど
年をとったせいかな、
もうこれが自分の人生で飼った最後の犬って覚悟してたからか。

最後にウランの爪を切ってやって残しておいて、
毛も梳いてやって抜けた綿毛を残しておく。

21日(月)

昨日の夜はもう、ウランが元気だった時の生活にもどして・・・
ウランを看ておく必要がなくなったんで・・・・
21時に寝た。

朝は、ウランの爪をお守り袋に入れて散歩に行く。
15年以上続けてきた生活は変えられない・・・・
ウランと一緒に散歩していた時と同じ、ウランと話しながら
静かで幸せやったウランとの散歩をする。

うっすらと雪景色・・・・
空気は冷っとしてるけど気持ちいい・・・・

一晩家で過ごした後、受付の始まる時間に合わせて斎場へ連れてく。
コロナ下という事で、何も添えてやれなくて、悲しいかな
ごみのようにビニール袋に入れられてのお別れ・・・・・・・・

人間様でもそうだから仕方ないか・・・・
けど一生恨むかも。

22日(火曜日)
燃えるごみの日
ウランを寝かせてたベッドも
ウランが食べられなくなったたくさんのおやつも
ごみで出す。
封の開いて無いおやつもあって、近所のわんこに貰ってもらっても
良かったんやけど、
そうするとウランが亡くなったことを伝えなきゃいけないから
それはつらいからやめた。

ウランの爪を入れたお守りを持って、何年ぶりかでドライブがてら
温泉に行ってきた。
もっともっと一緒にいろんなところに連れて行けばよかった。
そこらへんは悔いが残るなぁ。

23日(水曜日)
ウランが亡くなった日は、今はいないうちの父親の誕生日。
覚えが悪いというか、忘れっぽいうちに
忘れさせないよう日を選んでくれたんかな。
散歩の時でも「ありがとう」と言える時が多かったうらん。
最後もいっぱい「ありがとう」を伝えたけどわかってくれたかな。

24日(木曜日)
ウランの爪を入れておけるメモリアルロケットなる物を買って
それが届いたんで、早速爪を入れる。
ウランが亡くなってから全部の指の爪を切った。
せめて、何か形で・・・傍に置いときたかった。
亡くなってから梳いてやった柔らかな毛と・・・・・
カプセルになったロケットに入れて、
首からぶら下げて散歩に出た。
すごく安心できるのが不思議・・・・

25日(金曜日)
ウランのお骨を斎場へ迎えに行く時間を見越して
今日も温泉に行き、
帰りのみちすがら斎場に寄ってウランを連れて帰ってきた。

なんか一通りの儀式が終わってホッとする・・みたいな。
気持ちの整理みたいな・・・・

26日(土曜日)
毎日何かしらウランが居た痕跡が無くなっていく。
昨日帰ってきたら、ウラン用の洗い場の台もなくなってて、
敷いてあったマットももう朝の燃えるごみの時に出したから
すっきりしてて、ウランを梳いてやったり足を洗ったり、
ウォシュレットしたりしてたっていう事がまるでなかったかのようになった。

こうやってだんだんと、ウランの痕跡が少しずつなくなっていくんやな。
ウランの姿が無いことに慣れて行かざるを得やんのやな。

うらんは宇宙旅行に、静かに静かに旅立って行ったんやと。
いつものようにウランに話しかけながら散歩してたら、
流れ星が光のすじを残して頭上を横切って行った。

めったに見ることのない流れ星やのに・・・・

本当なら堤防道路を降りて家に帰ろうと思ったんやけど、
なんかウランがもう少し堤防から帰るよ・・って促した気がしたんで
そのまま堤防を歩いたら、ながれ星に遭遇。
道に下りてたら、方角も違うから見られなかったろうに。

流れ星が見られて「ありがとう、うらん・・」って言った。

これからも、うらんに話しかけながら朝の散歩のひと時を楽しんでいこう。

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