夕方の報道番組の特集で
大阪在住の絵本作家に密着取材してた。
絵本の分野では異例の売上数を叩き出す
今、売れっ子の作家らしいが
絵を見たら、子供に近い味のある作品である。
それでも、家族にはあんまり
ウケがよろしゅうないみたいで子供には…
「落書きしてるとしか言い様が無い。」
っちゅう風に言われる始末である（笑）。
その絵を見て、気に入ったっちゅうか
なんか、なつかしいカンジがしたっちゅうか
なんとも形容し難い不思議な感覚やったんやケドも
絵画の手法を見てて、それがなんでか判明った。
デッサンはするモノの、それを元に色付けせんと
絵筆でデッサンしたモンを写生するっちゅう手法である。
絵を見たら、ガッコの授業で
みんなが描いてた絵にどことなく似てるカンジがした。
デッサンはあんじょう描けても
色付けする段階で、あんじょう行かんで
結局は"枠"からはみ出してしもて
色を太らせたりして、デッサンとは別モンの絵になる
っちゅうカンジの絵を描いてるコって居ったと思うケドも
まさしく、それを逆手に取ったカンジの絵である。
我がサイトでも、いくつか絵をアップさせてるケドも
まさしく、デッサン通りに色づけをするんが
大の苦手やったコのウチの一人がワシである（笑）。
せやさかいに絵を描く時は
デッサンはせんと、いきなり絵筆に絵具を乗せ
そのままアタマに浮かんだモンを
適当に描き写すっちゅう描き方をしてる。
まぁ、ワシの絵は比には値するワケは無いケドも…（苦笑）
有名なヒトが描いた絵であれ
その辺のおっちゃんが描いた絵であれ
公園で写生してる、小学生や幼稚園児が描く絵であれ
自由でのびのびした絵がワシは好きやったりする。
そんな絵は、どことなく温かみがあって優しゅう感じるさかいになぁ。
