帰り道の途中にある、単車の用品屋さんに寄り道をした。
何を買うワケでも無いんやけども
店内を一時間程ぷらぷらした。
「そろそろ帰ろかなぁ。」
そない思って駐輪場に行ったら
隣にホンダのレトロなオフロードモデル
"XL250S"っちゅう単車が止まってた。
その傍らには20代の青年が居った。
「おっ、なかなかシブいのに乗ってるなぁ~」
思わず、そない声を掛けた。
青年はちょこっとはにかんだ笑顔っちゅうヤツで…
「ボクと同い年なんですよ~」
そない返して来た。
今の単車のデザインからしたら些か
"ぶきっちょ"なデザイン。
"ゆたんぽ"に真っ赤なペンキを塗った様なガソリンタンク。
ちょこっと小振りなヘッドライト。
いかにも"つっかえ棒"にバネを着けた様なサスペンションが二本。
雨の日にきっちり止まれるかどうか"?"なドラムブレーキ。
若いコがレトロなモンを好むからっちゅうて
それに媚びて、新たに造り出しても完璧なモンは創れんっしょ!
ワシもムカシ、カワサキの"KL250"っちゅう
1982年型の単車に乗ってたコトがある。
この単車はタンクは角張ってたモンやけども
小振りなヘッドライトや"つっかえ棒"の様なサスペンションは
この時代の共通の技術である。
確かに"進化"っちゅうのもすんばらしい!
"懐古主義"っちゅう風に言われるかも知れん!
せやけどもええモンはええ!
今、"新車"で現存でリリースされてる単車で
咽から手が出る程欲しいっちゅうモンが無い。
前の職場で同じ年の所長とハナシしたコトがある。
「1980年代の単車って良かったねぇ!」
ひょっとしたら、今の単車が
咽から手が出る程欲しいっちゅう風に思えるのは
20年位経ってからなんかもなぁ(苦笑)。
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