ヨガのレッスンがあった。
レッスンが終る時やった。
深呼吸をして、センセが挨拶に入ろうとしてる時に
一人の女性が片付けて立ち上がった。
以前、その女性が別のレッスン時に
終って無いのに早出するコトを毎週続けるコトに
センセが困惑してたコトがあった。
それを指摘したら、それを不服として
それからレッスンに入らん様になった時期があった。
この日、珍しく入って来たんやケドも
以前と態度が一緒やった。
他にレッスンを受けてたヒトも不快に思たらしく…
「何、アレ?」
っちゅう風に苦笑いしてた。
「自分がヒトに教えてるとしたら…どない思います?」
指摘した時にワシがクチにしたコトバ。
それに対して彼女なりの云い分がある。
「シャワーが混むから…」
せやケドも…
「それはみんな一緒でしょ?」
そない云うたらスネてしもて
一切クチを聞かん様になってしもた。
あ、今回ワシは何も言うてませんよ!
云うても…無駄!
このヒトはヒトの傷みや哀しみが理解らんのやろうねぇ…
そのクセに、自分の傷だけはシッカリとアピールする。
「暖簾に腕押し」
…でしょうねぇ。
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