なんかの拍子に…
"お金の使い方"
…のハナシになった。
そのムカシ、親父がサラリ－マンやった頃
（自動車部品の卸売の営業マン）
その会社の支店を開設するっちゅうコトで
初代の支店長を任されるコトになった。
…が！
わりかし、短い期間でその任務を解かれた
っちゅうオチがあったらしいんやケドも…
そのワケっちゅうのが！！！
"交際費"の使い過ぎ（苦笑）。
ワシがまだ生まれて間が無い頃のハナシで
知らんコトやったんやケドも
そらぁ、ハンパや無い使い方をしてたらしい。
名前も知らんヒトや店から
御中元や御歳暮が届いたりしてたらしいんやケドも
その殆どが…
"呑み屋"（泪）
接待とか言い乍ら、我がも酒呑みであるが故に
度が過ぎた交際費の浪費で、可愛がってくれてた社長も
目を瞑り切れん様になって本社に戻された
っちゅうコトらしいんやケドも…（苦笑）
"草食系男子"
っちゅう様なコトバが唱われ出した昨今では
ハッキリ言うて軽蔑の域に差し掛かりつつある様な
なんともお恥ずかしいエピソードである（泪）。
そんな親父が亡くなった時の告別式のコト。
ワシは見たコトも無い様なヒトが参列してたんやケドも
そこまではドコでもあるハナシ。
なんと、やたらと女性が多かった。
中には泪を流してたヒトも居ったっちゅうハナシが…
「親父に愛人が居ったんかなぁ？」
残念乍ら、そこまでかっちょええハナシでも無さそう。
つまり、呑み屋の女性であろうっちゅうコト。
こんなコトも親父の友人に言われた。
「このヒトは、肝臓に家一軒と高級外国車を飲み込んで行った。」
そんなに命を削るまで注ぎ込む財力があるならば
何故、故にこんな"すんばらしい"息子に遺そうと
考えんかったんやろうか…（怒）
ワシがもういっぺんあのヒトと同じ世界に存在したならば
コンコンと説教してみたいモンである。
ぐやじい～～～～～っ！
