駐在先に着き、単車を留めたら
生後間無しと思われる仔猫の鳴き声がした。
前日も同じ様な声が聞こえたケドも
聞こえた場所である、植え込み周辺を覗き込んでも
姿が見えんかったさかいに…
「何処に居んねやろ?」
っちゅう風に思てた。
午後の始業時に、支店長と所長と物流課の課長と
トラックのドライバーさんとで
覗き込んで捜してみたら、植え込みの奥の方で
身を竦めて鳴き続ける、仔猫の姿が在った。
「こっちおいで!」
そないいうても、眼は合わせるモノの
じっさいに手を近着けようとしたら
場所を移動させて、かなり警戒してる。
人間から見たら、鳴き声にもチカラが無くなって来てるし
喰うモンも無いトコから、容易く身動き出来るトコに
引き出したげた方がええっちゅう風に思う。
せやケドも、仔猫からしたら
自分を生んだ母親とは明らかに姿が違う
得体の知れん"モノノケ"の様な巨大怪物である。
そうそう容易く信用するワケが無いのが当たり前。
出来たら母猫と再び出会うコトがええんやろうがねぇ…。
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