お昼の雑談で、ムカシの仕事のハナシになった。
その流れで、過去に於ける
極めて劣悪な環境下で
四年間の時を過ごした職場のハナシをさせて貰た。
"会社"っちゅうより個人商店。
社員は社長以外は二人の営業マンの社員と
事務の女性のパートさんが二人と
商品の配達がメインの"バイト"のワシ。
雇用形態は"バイト"やったケドも
営業と経理以外はなんでもやらせて戴いた。
店舗も兼ねてたさかいに接客もしたし
配達する商品のピッキングも
ワシの担当やったさかいに
その流れで在庫管理や発注。
発注をしてたさかいに仕舞いにゃぁ
ワシを訪ねてくる仕入先の営業マンも居った。
ホンマに日当は安かった…。
最初の一年で一旦二百円上がっただけで
その後、五十円だけ上がり以後…据え置き（怒）
最初は出てた残業手当も
いきなり何の予告も無しで廃止され
極め付けは天引きした税金を着服されてた疑いもあった。
結果的に最後に書いたコトが
辞めるコトの決定打になった。
さすがにコレは看過できんかった。
性格の悪い社長のワンマン体質やったが故に
常に従業員と社長の口喧嘩が絶えんかった。
その有様を出勤初日に見た時に
面接を受けたコトに後悔した程である（笑）。
せやケドも、親父が亡くなり
跡を継いだ商売をも廃業してから
荒んで甘え腐ってた時期でもあり
幾つかの"道草"をしてしもてたワシに
そこで続けるしか後が無かった。
「とにかく辛抱せんと…終わってまう。」
そない思い乍ら必死で喰らい着いて
ワシに出来るコトはヒトから言われる前に
どんどんやって行ったりもした。
また、そうせんとやって行けん
職場環境でもあったし
そうやったコトで信頼も得た職場でもあった。
結果的には現時点で仕事を語る上での
"ターニングポイント"になってる。
さて…
ワシが辞めたコトがきっかけかどうかは
定かでは無いケドも、その後聞いたハナシやと
半年程後の時点で、社長以外総て辞めて
ヒトが入れ替わったモノの
ワシの後任者が中々マッチせんで
その皺寄せでギクシャクしてたらしい。
そらぁ、あんだけ軽視されてたら
やる気もせんやろうなぁ…。
そんな極悪社長に限ってコレが
ゾンビの様に生き延びるワケで…
業界競争の激しい世界に於いても
未だに会社は健在みたいで…
社名で検索をかけてみたら一発でヒット！
あの会社にホームページがあるんはビックらこいたが…
ハローワークに求人を出してるし…。
やっぱりなぁ…（笑）
