ばぁちゃんの一周忌の前日っちゅうコトで
姉貴がウチに帰って来た。
帰って来るっちゅうコトは
前に聞いてたケドもすっかり忘れてた。
野球の練習を終えて帰って来る途中の
電車の中でおかんからのメールで気付かされた。
帰ってメシを喰うにも
電車に乗る前にドーナツを喰うてしもてた。
家に帰ったら、おかんが外食に出掛けよう
っちゅう風に促してる。
せやけども、姉貴もウチに持って来た
手土産のドーナツを喰うたらしくて…
「もうちょい後でええわ。」
っちゅう風に言うてくれた。
だいぶ後になってから近所の焼肉屋へ行った。
思たら家族で焼肉を食べに出掛けたんは
かなり前のコトである。
おそらく、親父亡き後は行って無いハズである。
悲しいかな、ばぁちゃんとは行って無い。
ばぁちゃんは肉があまり好きやなかったからである。
せやけども、こうやって親子が
集まってメシを喰えるっちゅうのはありがたい。
ウチの家族には、クリスマスイヴっちゅうのは
他の家庭とは違った意味で忘れられん特別な日である。
せやけども、こうやって
クリスマス近くに親子が集まってハナシが出来る
機会をばぁちゃんはつくってくれたんやろうか…
そない思たら、なんとも言えんなぁ。
みなさんもすんばらしいクリスマスを…
