
連休中日の今日は 私以外の家族は 契約農家の芋掘り体験にお出かけ、、
独り残った私は お蕎麦を食べに出かけることに。
脱サラお蕎麦屋さんのBlogなどを見るとよく見かける 高崎箕郷の おおのさんに伺うことにしました。
お店の電話番号をカーナビにセットすると「個人宅」としての登録でしたが構わず選択し出発。朝ご飯が遅かったので、遅めの出発で到着は13:30。
場所は直ぐわかりましたが 駐車場へのアプローチは鋭角に細い道を降りて行く形です。
暖簾を構えた正面から見たお店は あっさりした印象で ネット等で過去の記事を見ると右となりやお店裏側にあるアパートは以前は無く、田園風景だったようで ちょっと殺風景になってしまったようですね。
暖簾をくぐると 少し歩くアプローチ(この先が以前は田園風景だったらしい)
突き当たりを曲がると 大きな窓のない重厚な木戸が。。
これを開けてはいると更に待合いが用意され雰囲気を醸し出しています。
前述の様に少し遅い時間の訪問だったのですが、迎えてくれた女将さんが「お蕎麦が終わってしまったので 少し待てば 打つとの事。
えぇえぇ 待ちますよ。 暇にまかせて片道1時間以上掛けて来ているんですから
蕎麦切れに関してはお店のHPにも書かれていたり、 私が食べ終わった後に来たお客さんにも毎回そう言って打ち足していたので 朝ある程度打って以降は打足し打足しのスタイルでしょうか。
待っている間 手作り写真集の様なメニューを眺めたり、女将さんが出してくれた蕎麦雑誌を読んだりして過ごします。
メニューは後半は 蕎麦にまつわるうんちく集になっていたり(笑)
店内を見回すと、10人掛けの大テーブル(相席)と 小上がりにゆったりした4人掛けの座敷テーブルが2卓。
清掃の行き届いた店内はプロによるデザインプロデュースを感じる仕上がりです。
(その分 おやじ さんの手作りっぽいメニューが 浮いていますが(^^))
セイロと海老天ぷらセットをオーダー
うんちくメニューによると 北海道産丸抜きに15%程度の中力粉のつなぎ
この時初めて十割で無い事に気がつきました。(十割が良いとか二八が良いとか そう言うのではなくて 自分の経験が無いので物差しが無いという意味で十割中心の食べ歩きが多かったので、、)
お蕎麦は細打ちで白いお蕎麦に甘皮の星がポチポチと、、
まずはそのまま 味わってみることに。
新(?)蕎麦の香りが ふわーんと、続いて甘皮の甘みがふわーんと、そしてそれらをかき消すように小麦の香りがガツンと!、、
歯触りも 慣れ親しんだプッツリシコシコでは無く。もっちり
これが つなぎによる物なのか、新蕎麦の水分による物なのか、オクタゴンなるドイツ製の製粉機による物なのかわかりませんが 何れにしても私の経験では計り知れないものでした。
天ぷらはタネは悪くありませんが、衣もわずかに重く 特筆する所はなかったかと、、
ぜんざいを追加注文。 ふっくら仕上げられた小豆もさる事ながら 蕎麦掻きのポテンシャルが高いことが確認できました。
セイロでは ?? と感じた歯触りも蕎麦掻きでは ふわふわの仕上がりに納得。
オススメです。
つなぎを使ったお蕎麦にもう少しなれた頃に再訪したいと思うのでした。
お店のHP↓