通訳案内士の気ままな生活

現役通訳ガイドのブログです。プライベートから気になる収入などの話まで!?包み隠さずお話します!

繁忙期終了!?なのか

2013-05-04 20:44:34 | ガイド日記
今年は、2週間休みが無いとか、2か月休みがなかったとか言うガイドさんが多数いらっしゃいました。
皆様お疲れさまでした。
まだまだ7月ぐらいまでぎっしり埋まっているというガイドさんもいますが
全体的にはそろそろ落ち着いて来たみたいですね。
ツアーに飢えていた過去2年の反動でみなさん来た仕事全部受けちゃってるみたいですね^^;
体が資本ですから無理なさらずに。

僕は今年は4月から大学と専門学校で週3日教えているので
長いツアーは残念ながらお断りしています。
実際全部受けれたらまだまだ忙しいのだろうと思います。
いわゆる学校法人なので、学校の長期休みにはツアーに出れますが。

ガイドにとって仕事を断るというのは勇気のいることですが
まあ、震災みたいなことを経験してしまうと
少し保険をかけておきてくなります。
英語を教え始めたのは昨年からですが
将来ガイドを続けて行く上でも、
いざという時の柱を用意しておくのも重要です。
教師経験を今のうちに積んでおきたいと思います。
このままの勢いが数年続くのであれば
ちょっとぐらい休んでも大丈夫でしょう。

そして今年はガイドコースも教え始めました。
将来的に教え子の中からガイドが誕生するかもしれません。
まだ、人に教えるには早いかもしれませんが
現役ガイドが教えるというメリットは大きいと思います。
やはり人に教えるということは簡単ではないので
自分の知識の整理にもなります。
今まで5年ちょっとガイドで突っ走ってきましたが
振返って整理するのも今後の為になるのではと思います。

長期ツアーに出れない代わりに
最近は1~3日程度の仕事が増えました。
固定の仕事と両立できるので
このまま増やして行けたらいいと思います。

ということで超繁忙期と新学期が重なり
すごーく大変でしたが
ゴールデンウィークで少しゆっくりできました。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (あや)
2013-05-15 01:23:03
社会人2年目ですが、通訳案内士に興味を持っております。知らないことばかりで色々ネットで見ておりましたが、現役の通訳案内士の方のブログということで拝見させていただきました!とても勉強になりました、ありがとうございます!今後ともブログ拝見させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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通訳案内士の今後について (ちはる)
2013-06-04 08:49:38
こんにちは。通訳案内士に興味を持ち色々と調べており、このブログを拝見しました。
この業界の実態を無視した政府による規制緩和策の導入、また、とりわけ中国語ガイドの方たちが、違法ガイドとの不当な価格競争に巻き込まれ、とても食べていける状況にはないということがよくわかりました。

少なくとも中国人観光客が日本に大挙して押し寄せていた1,2年前までは、ガイドの言語比率で英語が7割を占め、中韓あわせても全言語の15%にすぎないという現状では、ガイドの質を確保するための違法ガイドの取り締まりに国がきちんと動いていれば、中国語の資格保有者は重宝がられ、完全な売り手市場だったということですよね、本来であれば・・・。

そこで質問です。
インドネシア人の訪日観光客がここ数年、毎年2割増で増えており、そう遠くないうちに深刻なガイド不足に陥ることが懸念される、という情報を、ネット上で散見しました。将来的には、中国のようなすさまじい経済発展を遂げる可能性が高いとのことで、これは間違いなく旅行業界にとっては、新たな需要掘り起こしのターゲットになりますよね。

(規制緩和策がどこに落ち着くのかはひとまずおいておくとして、この資格自体がなくなることはとりあえずないようですので、)インドネシア人観光客の急増を受け、通訳案内士資格に新たにインドネシア語が加わることは十分考えられると思います。
それを見越して準備し、第1回の試験で合格して少しでも早く経験を積めば、訪日インドネシア人激増を受けた需要をうまく取り込むことができると思いますか?それとも、欧米と違ってあくまでも発展途上国である以上、賃金水準が高くないということで、違法ガイドが蔓延って買い叩かれ、、中国語ガイドさんの二の舞になると思われますか?
ここまで買い叩かれるのは、中国固有の構造的な問題によるものだったのか、発展途上国に共通する賃金水準の低さゆえの格安ツアーの要請からだったのかが、よくわからないもので・・・。
(無資格者の有償ガイドが、現状のまま建前上は違法であるという前提での質問です。)  

一方、無資格ガイドが合法化された場合、言語や経験年数を問わず、有資格ガイドの日当も、一律に大きく買い叩かれて下落するとお思いになりますか。(平均の日当は下がるが、ベテランは下がらないだろう、など。)

インドネシア語がしゃべれるので、通訳案内士試験にもし追加された場合の将来性について気になっており、ご意見をお聞きしたいです。
長文になってしまい、おまけに仮定の話ばかりで恐縮ですが、内情に通じていらっしゃる現役ガイドさんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。
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Unknown (やすし)
2013-08-24 18:57:58
あやさん、こんばんは。
最近更新してなくてすみません。
また遊びに来て下さい。
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Unknown (やすし)
2013-08-24 19:21:22
ちはるさん
はじめまして。
インドネシアに関しては確かに最近注目されていると思います。
大手の旅行会社でもインドネシア、マレーシア、シンガポールあたりをターゲットにしたツアーを売り出しています。
その場合は英語の通訳案内士がついて、各国語のオーディオガイドを提供するという対応を取っています。
また、私の知っているアジア専門の旅行会社では、インドネシア人のグループには残念ながらインドネシア人の無資格ガイドを使っています。

中国のようになるかは分かりませんが、まあそこまでひどくはならないでしょうね。
最近団地で勝手に野菜を作る中国人が話題ですが、中国人にとっては罰則の無い規則は、従う必要がないという文化だそうですので、仕方ないですね。まあ、罰則のない規則に従うのは日本人だけかもしれませんが。

私もフィリピンのグループのツアーを良くやりますが、日当は普通です。どちらかといえば、大手の旅行会社は手配料が高いので避けていると思います。
欧米だと10人以下でもツアーが催行されますが、フィリピンだと少なくとも30人以上はいると思います。
インドネシアも同じように30~40人程度のグループで頭割すれば決してガイドの日当は高くないと思いますよ。

インドネシアだと日本政府がお金を負担する招聘事業なんかも多いと思いますので、色々とお仕事はあると思いますよ。
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ありがとうございます (ちはる)
2013-08-31 15:15:22
やすしさん
詳しいお返事を頂き、ありがとうございます。
大手では東南アジアからのツアーに対して英語ガイドさんを使って対応しているというのは、正直意外でした。
インドネシアのように案内士資格自体が用意されていない場合は、どこも(開き直って?)インドネシア人の無資格ガイドを使うものなのかと思っていました。
今後は無資格ガイド完全合法化の可能性があるので、やはり値崩れが心配ですが、それでも政府の招聘事業が多いことはかなり重要そうですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。
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はじめまして (西川 園美)
2013-09-14 08:45:31
 楽しく読みました。ガイド事情も分かってためになります。ありがとうございます。現役ガイドで英語とガイドの先生もなさっておられてすごいです!私は、来年のガイド試験を受けるつもりで勉強しています。英語の塾の外人の先生(Naomi)が渡辺先生のブログを教えて下さいました。試験に受かったとしても、素人に等しい私ではいきなりガイドは難しいので、今から何かしておくべきことがあったら、お返事はいつでもいいのでできれば教えて下さい。お忙しいのにすみません。 園美
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Unknown (やすし)
2013-09-22 22:57:08
インドネシアは通訳の募集なんかも結構沢山見かけますので、将来有望だと思いますよ。
日本の旅行会社もなんだかんだ言って、日本語でちゃんとコミュニケーションが取れて
責任もって任せられるガイドにお願いしたいわけですから、2極化は進むかもしれませんが、
国家資格保有のガイドは無くならないと思います。
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Unknown (やすし)
2013-09-22 23:04:06
園美さん

はじめまして。
旅行業が初めてで心配であれば
添乗員を経験しておくといいですよ。
お仕事しながらでも週末だけアルバイトでもできますし。
ガイドはやはり誰かについて仕事を教わるということができないので何も経験がないと不安です。
ガイドの仕事はガイド+添乗+通訳ですから
添乗の経験があれば、少なくともガイディングに集中できます。
それと新人の添乗員は必ず2台口とかでベテランの人と組まされますから
色々教わることができます。
ある意味普通の仕事なのでガイドと違っていきなり一人にはされませんよ。(たぶん)
僕も通訳ガイドになる前はカナダでの現地ガイド2年と日本での添乗数回経験してたので
スムーズにデビューできました。
また、それが旅行会社に営業に行ったときに売りにもなりますし。
Naomi先生(知ってる人かな?)に宜しくお伝え下さい。
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