八王子市めじろむつみクラブMMC活動報告

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講演会「AIは私たちの生活をどのように変えるか」を開催しました

2019年07月06日 | 報告

 

6月16日(日)めじろ台第1会館で、

講演会「AIは私たちの生活をどのように変えるか」を開催しました

 

講師は東京高専情報工学科准教授・博士(情報科学) 山下晃弘先生

 

 


非常に分かりやすい説明で1時間30分。講演終了後、30分間の質疑応答も専門的な質問も含めて活発でした。


AIはつい最近のことと思っていましたが、1956年国際的な会議・ダートマス会議でも使われていたということで驚き。ただし現在に至るもAIをキチンと説明できる人もいないということでこれまた驚き。

 

 

私たちの生活に関わるAIのお話しのほかに

 

①  「三目並べ」:タテ、ヨコ正方形の3マスの図面(全部で9マス)を使い、二人が先攻、後攻を決めどちらが勝つか、引き分けるか。(「二人零和有限確定完全情報ゲーム」)参加者が相互にゲームにチャレンジ。将棋などと同じで相手の対応を読み取るもの。

 

②  「評価関数」:ボナンザメソドと呼ばれ、機械学習で評価関数を作る。2016年Google傘下企業が開発した「囲碁AI」が囲碁の世界チャンピオンを破った。将棋も同じで大量の棋譜データから評価関数のパラメータを自動生成する。

 

③  「ディ-プラーニング」:画像認識分野では機械学習を発展させ人口知能が自ら考え決定する、人間の眼を超えてきている。

 

などAIが私たちの生活にどのように反映されつつあり、進化しているのか

 進化していくのか時機を得た、示唆に富んだ講演会でした。



理事長 坂元芳彦




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