広島原爆の日取材も、
今年で3回目になりました。
平和祈念式典では、
64年前の8月6日
原爆が投下された
8時15分に黙祷。
その様子を
平和の鐘の音と共に
届ける事が出来ました。
原爆取材でも、
いつもの取材の様に
たくさんの方に声を鰍ッます。
だから、
たくさんの被爆者に出会い、
直接話が聞けます。
仕事とはいえ、
すごく貴重な体験を
させてもらっています。
今日、出会ったのは、
ご自身も三才の時に被爆し、
お父さんは爆心地すぐそばで被爆したという男性。
その方は9人兄弟。
お母さんは、被爆後の広島で
9人の子供達を無事育て上げたそうです。
その男性は、
「母が寝ている姿を見たことがない。」
そうおっしゃいます。
お母さんは、
「何度も投げ出して、
死のうと思った…。」
そう思った時もあったそうです。
でも強く生き抜き、
99才まで生きられました。
簡単に言葉にするのも
どうかと思うけど、
命は大切にしなくちゃいけない!
何事も出来ない事はない!
話を聞いていてそう思いました。
その男性にとって、
お父さんの命日となる今日。
早朝から、
平和記念公園を訪れ、
お父さんが亡くなったであろう
この場所でお父さんを思いながら、
歩いて回るのが、
毎年の恒例となっているそうです。
次にインタビューさせてもらったのは、
14才の時に被爆した男性。
すごく明るくてお話大好きな方なんですが、
被爆者であるということで差別も受け、
結婚しなかった…という事を
教えて下さいました。
放送では、
被爆した時の事。
「助けて…」と
多くの人が苦しむ街の様子。
やっと当時の事を
ここ数年で話せる様になった事。
今は、カメラで
原爆の日を撮影して、
若い人達に伝えていこうと
されている事などを
話して下さいました。
放送後も話が盛り上がって、
木陰で30分以上話してしまいました
青春18切符の使い方とか…
そして、そして、
今年もびっくり
一年目に取材した男性に
昨年に続き出会っちゃいました
約束してるわけじゃないのに…
更に今年は、
朝ある女性に声を鰍ッると
「去年もあなたに声鰍ッられたよ」
と…。
なんだか不思議な縁ですね
今年、インタビューさせてもらった方達とも
また来年の再会を誓ってきました
今年もいい出会いがもりだくさん
そんな素敵な皆さんの声で
語られる被爆体験。
福岡で聴いてる方にも
何か伝わって、
考えてもらうきっかけになったら
嬉しいな。
さぁ、夜は7時から、
もう1つ取材です
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ちか
くまチロル
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