豹ちゃん、グレてます・・・。

豹「番長っ！仲良しのあたちを置いてお散歩とは、ずるいでちっ！」

虎美「豹ちゃん、悔しいからって、紐を引っ張っちゃダメでしゅっ！」

白太郎（ブン、ブンッ！）「自分だけお散歩って、ぜってー有り得ねーぜっ！」

虎子「お、お兄ちゃん。あのさ・・・」

虎子「自分も虎美より先にお散歩したわよね？」

白太郎（ハッ！）「そ、そういえば、行ったかも・・・？」

虎子「１０分前にした事をもう忘れちゃうなんて・・・。信じられないわ・・・。」

ＲＯＣＫ「まあ、まあ。白太郎にはよくある事だから。」

虎子「疲れたわ。お馬鹿兄貴に付き合うのは、一番疲れる・・・。」

ＲＯＣＫ「ははは。もう、寝ちゃうのがいいんじゃない？」

虎子「そうするわ～っ。」

豹「豹は、絶対に許さないんでちから。」

虎美「しつこいでしゅ～っ。」

豹「グレてやるでちっ！番長よりも、悪になってやるでちっ！！」

虎美「あたしは正義の番長でしゅから、悪い事なんてしないでしゅよ。」

虎子「もう～っ、ママが一緒に寝ん子してあげるから、機嫌直しなさいな。」

豹「ママ～ッ！今度一緒に脱走するでちよ～っ☆」

虎子「それは却下っ！ＲＯＣＫさんに、おやつ抜きの刑にされちゃうかもしれないから。」

豹（グデェ～ッ）「ふっ。昔はヤンキーで通ってたママも、焼きが回ったでちね・・・。」

白太郎「豹の奴、何であんなにグレちゃったんだろうな・・・？」