白太郎「お散歩は嬉しいけど、いつものリードじゃないから落ち着かないぜ。」
ROCK「君が首輪を喧嘩の最中に落としちゃうから、いつものリードが使えないんだよ。」
「新しい首輪は買ってあるから、今度着けてあげるよ。」
白太郎「取り敢えず、あの忌々しい偽者を見付け出して、とっちめてやるぜっ!」
ROCK「喧嘩せずに、仲良くする方向に行くんじゃなかったっけ?」
白太郎「今日は勝てそうな気がするから、威圧外交なんだいっ!」
ROCK「じゃあ、自信あるみたいだから、一匹で戦って来る?」
白太郎「・・・。」
白太郎「おーいっ!去年の虫除けがまだぶら下がってるぞ。」
ROCK「丁度いいっ!サンドバックみたいに、猫パンチの練習に使ったら?」
白太郎「おやっ?あれに見えるは・・・」
白太郎「くくく・・・。俺様に気付かないママを、脅かしてやるか?」
ノリママ(心の声)「あら?白太郎じゃない。隠れて何やってるのかしら?」
ノリママ(てく、てく・・・)「どうせ、あたしを驚かせようとか、そんなところよね・・・。」
ROCK「ノリさん、その通りです。よくお分かりで・・・。」
白太郎「あれっ!?ちょっと尻尾カジカジしてる間に、ママが何所かにワープしちまった!!」
ROCK(ガクッ)「何でそう、君は集中力が無いかなぁ~っ?」
白太郎「ママーッ!どうやったら、ワープなんて高度な技覚えられるんだ?」
ノリママ「ワープ?何の事かしら?それより、リードが尻尾に絡まってるわよ。」
「しゃんとしなさいな。」
ノリママ「そーそー、あんたがいた縁台、よく野良さんが来るから危険なのよ。」
白太郎「ふんっ!王様猫なら、どんな敵が来たって撃退しちゃうぜっ!」
ノリママ(心の声)「お調子者だから、とっても心配・・・。」
ROCK「真打登場~っ!!」
虎美(クン、クンッ)「むむっ。ここに、ママとお兄ちゃんがいたでしゅねっ!」
虎美「ママを探すでしゅーっ!」
ノリママ「今度は虎美なの?まあ、あの子なら心配しなくても大丈夫ね。」
虎美「にしし・・・。ママを驚かしてやるでしゅっ!」
ROCK「そのパターン、お兄ちゃんと同じだけどいいの?」
虎美「そ、それじゃあ、飛び掛って、戦闘力を測ってやるでしゅっ!!」
ノリママ「虎美、あなたの体型じゃあ、ここまで届かないんじゃない?」
「それ以前に、娘に飛び掛られる程、ママは鈍くないわよ。」
虎美「さすがは、姐さんとモシャシャ様から、お庭番の職を譲られただけはあるでしゅ。」
「あたしがママに勝つには、もう少し修行をしなきゃでしゅっ!!」
ROCK「虎美ちゃん、益々雄雄しくなっちゃうね~っ☆」
ちなみこの翌日、偽白太郎が襲来っ!脱走中の白太郎、虎美、あめちゃんがちょっとしたピンチにっ!白太郎は、真っ先にビビッてお家に避難。それを助けに行ったのが虎美でした。既にROCKも飛び出してたので、偽白太郎はすぐに逃げちゃったけどね。その際、虎美はROCKに即捕獲っ!あめちゃんのみ、散々遊び歩いた後、お腹が減って帰宅しました・・・。
何時の間にか?子供たちをPOCKさんのお家に・・だから
そのお礼の意味でも御庭番しなくちゃね
白太郎君はさておき・・虎美ちゃん黄子嬢の意志をノリママから教わってちゃんと伝えて下さいね
御庭番に向かって成長してきてるね♪
白太郎お兄ちゃんがんばれ~~~ww
ノリママ、お庭番はかかさずやってます。
せっかく手に入れた安住の地ですから、
一生懸命守っています。
虎美も、バトルが好きなだけでなく、
仲間を守る気持ちも出てきたみたいです。
虎美ちゃん、だいぶ貫禄付いてきたよね。
でも、経験の差でまだまだノリママには
勝てません。
でも、案外追い付くの早いかも?
白太郎兄貴は、精進が足りません。
もっと頑張らないと・・。