『台風』

【１０月１５日】

夕方頃には、既に雨の量が半端じゃなく、風も強くなってきました。

虎子「豹ちゃん、頭出してちゃ駄目っ！ちゃんと潜ってるのよ。」

豹「虎子ママは、心配し過ぎなんでち。この位の雨風なら大丈夫でちよ。」

白太郎「豹、もしかして俺様の秘密基地で避難してるのか？」

豹「まあ、そんなとこでち。」

虎子「この箱、さすがに親仔二匹じゃ、ちょっと狭いわね・・・（汗）」

白太郎「俺様も、この籠（かご）に避難だぜっ！」

ＲＯＣＫ「防御力低そう～っ・・・。」

　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　◇

【１０月１６日】

日付が変わって２時位になると、さすがに風が強まり、家を叩き付ける音も激しくなりました。　　　　　　　

豹「こ、怖いでち・・・。やっぱり、虎子ママと秘密基地に隠れてれば良かったでち・・・。」

ミルク「あたちは、いつもの様にカーテン裏に隠れてるでち。」

　　　  「台風、早く通り過ぎて欲しいでち・・・。」　

あめちゃん（ブル、ブル）「お姉ちゃん達、居間に来てくれないでしゅかね？」

　　　　　　　　　　　　　　  「今日は特別に、一緒に居てあげてもいいでしゅ・・・。」

≪↑≫　既に疲れちゃってる白太郎兄貴。

　　　　 台風が通り過ぎるまで、気力＆体力を持ち堪えられるのか？

ノリママは、元気一杯ですっ！！

台風でパトロールがお休みなので、のんびりモードです・・・。

同様に、全く動じてない虎美ちゃんと、怖さを必死で紛らわすグレ美ちゃんです。

虎子ママは、かなり消耗してる様です。段ボール箱に豹娘と戻る？

グレ美「ビビってるお兄ちゃんと、一緒に居てあげるわ・・・。」

白太郎「素直に、お兄様頼りにしてるわって言えよ。」

虎子「虎美～っ。いつになったらこの台風止むかなぁ～っ？」

虎美「知らないでしゅよ。せっかく早朝から自由時間なんでしゅから、遊ぶでしゅよ♪」

虎子「虎美って、台風が怖くないのね・・・。」

虎美（モミ、モミ・・・）「お布団モミ、モミ楽しい＆気持ち良いでしゅ～っ?」

あめちゃんも、疲れ切ってダウンです・・・。

豹「うにゅ～っ。いいかげん台風止むでちっ！！」

ミルク「豹たん、怖さと苛々が合わさっちゃってるでちね・・・。」

ふんがぁ～っ♪ノリママは、余裕あり過ぎです・・・。

豹「もう限界でち・・・。お兄たん、たちゅけて下ちゃい・・・。」

白太郎「しょうがねーっ！こーゆー時こそ、王様猫が頑張る時だぜっ！」

ＲＯＣＫ「おおっ！兄貴の本領発揮ですなっ！！」

白太郎（ベ～ロ、ベ～ロ）「俺様と一緒なら、ま～ったく怖くないからなっ！」

豹ちゃん「うんっ。今日ばかりは頼りにしちゃうでち・・・。」

豹（ペロ、ペロ・・・）「ーというわけで、白太郎お兄たんに守って貰ったんでち・・・。」

ミルク「白太郎お兄たんも、やる時はやるんでちね。」

ミルク「豹たん、今回はちゃんとお礼を言わないとでちね。」

豹「分かってるでちっ！白太郎お兄たん、ありがとでちーっ！！」