決意の兄貴！！

ＲＯＣＫ「ハクちゃん待望の長期休暇に入ったよ。」

白太郎「よし、さっそくお散歩にＧＯだぜっ！！」

ＲＯＣＫ（掻き、掻き）「ハクちゃん、お外は気持ちがいいかい？」

白太郎「もちろんさぁ～っ。」

ＲＯＣＫ「ほら、ほらっ。傍にじゃらしがあるよっ☆」

白太郎（むしゃ、むしゃ）「今はサラダ食べてるのっ！遊ぶのは後だ、後っ！！」

ＲＯＣＫ「ハクちゃんの優先順位は、食＞遊＞眠なのかな？」

白太郎「全部好きっ！」

ＲＯＣＫ「気分次第・・・、本能のままって事ね・・・。」

白太郎「そろそろパトロールもしちゃおっかなぁ～っ。」

ＲＯＣＫ「そっちがメインじゃあないんだね・・・。」

白太郎「しかし・・・、番長がいないのはやっぱり心細いな・・・。」

白太郎「こうして見張っていても、後ろから襲われるんじゃねーかって不安なんだ・・・。」

ＲＯＣＫ「尻尾の垂れ下がりが物語ってるね。」

白太郎「番長の代わりには役不足だが、グレ美でも連れて来りゃよかったな。」

ＲＯＣＫ「そんな事で、これからの猫軍団どうするのっ！」

　　　    「ちょっとは、気張りやっ！！」　

白太郎（しょんぼり・・・）「わ、分かってるよぉ～・・・。」

白太郎「よしっ！これからは、超王様猫として頑張るぜっ！！」

ＲＯＣＫ「うむっ。その調子、その調子っ！」

白太郎「いつかは白面パパを越える喧嘩猫になってやるぜっ！！」

ＲＯＣＫ「そこまでは期待してないけど、せめて妹達に尊敬される兄になってね・・・。」