爽やか高校生

所用で出かけた時の事でした・・・
電車で行かねばならず車内でよろけない様にと思い
「杖」を使用しての乗車をする事にした・・・

もしかしてと思い＜優先席＞の場所に行ったが空いていなかった
３人掛けには３０代のサラリーマン風の男性
後は５０代男性と２０代の女性が座っていた
皆・スマホに一生懸命だ・・・
とは言っても「杖」は視野に入っているはず・・・
そしてそこが＜優先席＞である事も承知しているはず

数駅先で降りるので「まぁ立っているのも仕方ないな」
そう思った時 後ろからチョンチョンと突かれた・・・
「？」振り返るとそこには笑顔の制服姿の女子高生が・・・
少し離れた方を指さしながら「どうぞ！」と言った
見ると座っていた男子高校生が立ち上がってここへと指差す
「ありがとう」と言った言葉が前で座っていた３人に聞こえたのだろう
初めて気が付いたかのような顔で見上げた。。。

走り出した電車でよろけない様にと手を添える女子高生
＜よぼよぼ爺さんでもないんだけれどなぁ＞と思いながらも
気持ちよく席を譲ってくれる好意を受けて席に座った

男女の高校生は自分たちの行為が当然と思っているのか
何事も無かったかのように楽しそうに談笑を始めていた

その二人の高校生の姿に何だかとても清々しさを感じた日でした



今・赤い実が 美しく素敵に見える時ですネ
我が家の庭隅に有る＜万年青(オモト)＞の実も綺麗です

そして赤い実と花も咲いているのは＜十両＞とも呼ばれる＜ヤブコウジ＞です