
冬の讃岐大川山(さぬきだいせんざん)に登った。標高1043mと香川県で第二位の高さを誇り、その風格・山容が名山と呼ぶに相応しいと思う。麓から登るには時間が足らず、標高400m地点に車を停めてのスタートとなった。車道はジグザグと蛇行しながら登っているが、遊歩道は車道を貫く様に一直線に延びている。故に坂は急で、階段の段差は大きい。標高が上がるにつれ、雪の量が増えてくる。
途中の展望台からは、日本一大きい溜め池の「満濃池」や金毘羅さんを擁する「象頭山」が小さく見えていた。山頂にある大川山神社までは、ヒノキ林を通り抜け歩を進める。
山頂近くにあるキャンプ場では、毛色の違う山雀が沢山飛んでいた。持ってきた向日葵の種を掌に乗せじっとしていると、次々に飛んできて啄んでいた。悴む手を我慢しながら同じ姿勢をとるのにも疲れ、下山を始める。
<本日のルート>
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