
買い物に行く為さぬき浜街道を車で走っていて、ふと海の方を見ると超デカいクレーンが目に飛び込んで来ました。「2~3日前には無かったのに。」と思いつつ、好奇心一杯にハンドルを海の方に切ってみました。
香西港の入り口辺りで、両岸にあるコンクリートの塊(ケーソン)をクレーン船が吊り上げる所でした。クレーン船自体には動力が無く、6隻のタグボートが無線で連携して巧みにクレーン船を移動していました。
ケーソンは全部で16個あり、その一つは高さが12m強。幅と奥行きは目測で・・・、見てのとおりです。仮にW18m・D6m・H12mで一般的コンクリートの比重が2.3とした場合、計算上ではケーソン1個で約3,000トンの重さとなります。スッゲー!
また、その重いケーソンを持ち上げるクレーンが存在することも、驚きです。人間一人ひとりの力はチッポケでも、知恵(技術)と工夫(アイデア)を駆使すればこんなに凄い装置を作ることが出来るのですから。
大きく過去を振り返って、ピラミッドの建設現場でも、重機が無いにも係わらず大きく重い石を積み上げるための知恵と工夫を沢山使って、実現したのでしょう。ハタマタ遠く未来になって巨大ケーソンを発見した未来人が、どーやって運んだのかあれこれ論議をするのでしょうか?
・・・妄想が膨らみ、とんでもない方向に進んでしまいました。話を元に戻して、重いケーソンを吊り下げたクレーン船のスターンが大きく浮いているのが解ります?
ケーソンの行方を確かめるため買い物の帰りに再び寄ると、狭い瀬戸内海をより狭くする位置に沈める途中でした。んっ、このケーソンを沈める目的は、何だろー?まさか第2の瀬戸大橋でもないし・・・。まっ、高松沖を航海する皆さん、気を付けて通って下さいな。少々大きなタンカーでも、こんだけ大きく重いケーソンに衝突すると凹みますよ。
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