
初めて奈良に行き、多くの神社仏閣を廻る。
先ず訪ねたのは、商店街から奥まった所にある「開化天皇陵」。一見大きな楠の林にしか見えないが、地図で見ると周りに池があり前方後円墳の様な形をしている。主の権力の大きさが伺える。
続いて「興福寺」。 三重塔・南円堂・五重塔・本堂・国宝館 等々、広大な敷地に色んな建物が並んでる。四国のお寺と比べると、裕福さが桁違いのようだ。寺院内を闊歩する鹿も、ここを自宅と思っているのだろうか???
次は、若草山の麓を通って「春日大社」へ。街中と違って、自然が多くなるにつれ鹿の数が半端なく多くなってきた。中には勢力争いに精を出す鹿もいて、斜面を走り回っていた。今日は沢山の神社やお寺を廻り、お願いのし放題である。
そして「東大寺南大門」へ行く。ここが東大寺の山門としたら、敷地の大きさが先程の興福寺を上回る広さとなる。上には上があるものだと、感心せざるを得ない。一体どれだけの権力と財力を持っていたのだろうか・・・。山門には仁王像が対峙しているが、四国88ヶ所霊場と違っているのは敷地の外側を向いて来訪者を出迎えておらず、仁王像がお互いに向き合っていることだ。もう一つの違いは、 開口の阿形(あぎょう)像と口を結んだ吽形(うんぎょう)像が左右逆であった。何か意味があるのだろうか。無信心者+勉強不足には、理解不能だ。
最後に、いよいよ「東大寺」へ。テレビで見た通りの建物の中に、テレビで見た通りの大仏様が居た。威厳が有り迫力に迫る姿だが、横から後ろからと大仏様を見ることが可能で意外だった。また寺院内の説明では、大仏様は四頭身らしい。大仏様の頭部を人間の頭部と同じ比率で作ると、大仏が余りにも大きいために遠くなり、遠近法で頭部が小さく見えるからだそうだ。どれ位前かは不明だが、昔の人にも賢い人がいた様だ。
午前中は大阪北区内を歩き回り、午後は奈良を歩き回った。お蔭で今日は、一日で29000歩を超えて歩く結果となった。万歩計を付けてからの最高記録である。歩き過ぎで、逆に身体に悪い気がするが。。。。。
<今日のルート>
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