何気なく、テレビ観てたら、癌を患っている人の話だった。
見つかったとき、すでに余命宣告の状態。
癌の種類もステージも同じだったから、つい、観ちゃった。
でも、その人、5年経過されてるらしい。しかも、元気。
急いで、チャンネル変えた。
泣いちゃった。叫んじゃった。
何で?????
何が良くて、この人は助かり、何がダメで夫は死んじゃったの?
何で?????
久しぶりに、この狂おしい問いが、頭に溢れた。
でもね、思い出したの。
夫の死から、半年過ぎた頃、瀬戸内寂聴さんの番組を、偶然、観たの。
ホント、偶然。
番組で、人には、定命があるって、おっしゃったの。
定められた命。
私は、この言葉が、心に響いたの。
何で?に、対する答えが、みつかった気がした。
そのことを、思い出したら、涙が、止まった。
癌が、早期発見されたからといって、永遠の命を、保証されるわけでもないし。
とはいえ、その人が、元気でいられるように、ちょっとだけ、祈ります。