花の命は短くて。
我が家の百合の季節はもう終わり。 全部、散っちゃった。 ちょっとした百合の花園だったの。 毎年、株が増えて。 たまに、道行く人が「綺麗ですね。」って。 そんな声かけが、嬉...
それが許される間は。
今、実家に来ているの。 今回は二泊して、帰る予定。 母はまだ元気。 これは有難いことね。 ただ、同じ事ばかり話すし、同...
帰りたい家。
私の居場所は、ここ(実家)ではないの。 ここにいても、落ち着かない。 母としゃべっていても、楽しめない。 寂しくないはずなのに。 なんだか寂しい。 ひとりぼっちではないの...
「家族の音」に、包まれていたの。
今朝は梅雨の晴れ間なのか、お天気。 久しぶりに網戸に。 網戸にすると、お隣さんの「家族の音」が聞こえてくるの。 休日の朝の光景が、目に浮かぶ。 食器の触れ合う、カチャカチャ...
日曜日のスーパーへの道のり。
やっぱり行けないの。 日曜日のスーパー。 今日は長男が帰って来るから、いろいろ食べさせたいんだけど。 さっきから、迷ってる。 どうしようかな。 ちょっと外を伺ってみたり。...
夢中になれるもの。
以前に比べたら、楽に暮らしてるとは思うの。 暮らせるようになってきてる。 でもずっと、この悲しみから逃れることはできないし。 寂しさは、ひょっとしたら今よりもっと強くなってい...
雷は苦手。
そろそろ梅雨明けらしいけど。 梅雨があけると、夏。 どうも気持ちがついていかない。 夏は好きじゃなくなった。 夫を亡くしたからと思ってたけど。 歳のせいかしら。 ...
私の50代。
夫の病気が発覚したのは、私が50才を少し過ぎたくらいの頃だったの。 それから闘病を経て、未亡人となり。 私の50代は残りわずか。 ほとんどの月日は、悲しみの中に沈んでる。 ...
今は泣きたくないの。
夏が始まったのね。 お庭の紫陽花も、色あせてきて。 代わりにピンクのムクゲが、お花をいっぱいつけてて。 朝、いつも鳥の声がするから、網戸からみてみたら、可愛い鳥が二羽。 ム...
ご近所とのつきあい方を学ぶ。
かつて私が忙しく走り回ってた時代。 ご近所の方(悠々自適に過ごしてる)に遭遇するのが面倒だったの。 挨拶しないわけにはいかないし。 挨拶だけでは終わらないし。 早く、おしゃ...