夫の遺灰を、ほんのちょっぴり入れた、ネックレスをしています。
ソウルジュエリーというらしい。一般名かどうかは、不明。
葬儀屋さんに手配してもらったので、49日法要までに、手に入りました。
お出かけするときには、必ず、身につけています。
それと、夫の結婚指輪と私の結婚指輪を、重ねて、左手薬指に、はめています。
夫の結婚指輪は、大きいから、サイズを小さくしようかな、とも、思ったけど、
夫の指のサイズを、忘れないように、そのままにしています。
重ねると、外れる心配はないから。
これは、フランス映画で、未亡人が、そうしてたのを、真似しました。
この二つが、夫を、身近に感じられる物。
外出先で、ネックレスに、そっと触れると、安心。
未亡人の知り合いが、最近、素敵な指輪を見せてくれた。
遺灰を加工したものが、ダイヤモンドみたいに付いている、ソウルジュエリーだった。
みんな、いろいろ、工夫しているのね。
夫のいない悲しみを、少しでも、癒そうと、あれやこれや、考えているのよね。
私も、ちょっと、欲しくなったけど、我慢。
私が死んだとき、始末に困る物は、これ以上、増やしたくないの。