先日、自分の誕生日に、赤いポインセチアを買いました。
夫がまだ、元気だった頃、
もう癌は、見つかってはいたけれども、闘病中という言葉が不似合いなほど、元気だった頃、
一緒にお散歩した帰りに、夫がケーキと一緒に買ってくれました。その日、私のお誕生日だったから。
その頃は、夫が死んじゃうなんて、夢にも思っていなかったの。
治るって、信じてた。
夫が買ってくれたポインセチアは、水のやりすぎだったのか、数ヶ月で枯れちゃったの。
でも、夫は元気だったし、枯れたことも、気にしなかった。
その頃から1年半後に夫が亡くなって、それからは、お花屋さんでポインセチアをみるのが辛かった。
なんで枯らしちゃったんだろう。夫からのプレゼントだったのに。もっと大事にすればよかった。。。
夫の死後、数多くの、後悔の一つとなりました。
でも今年、ポインセチアを買いました。夫が買ってくれた同じお店で。
自分で買ったけど、でも、これは、夫からのプレゼントなの、私にとって。
ひとりぼっちの部屋に、赤いポインセチアは、とっても愛らしく、とってもあったかいです。