はな短歌‐放たんか

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菜の花の歌

2016-02-24 14:10:05 | 日記
菜の花と桃色サーモン卵焼きくるりとまきて春の海苔巻

菜の花を飽くこともなく食みてゐる地産となれば励むごとくに

菜の花を好みて食みゐる二人なりことさら若き青き蕾を

京からの祖母の土産は菜の花漬け幼きわれは好まざりしも

利休忌の床に飾りし菜の花は野の花ながら慎みてある

心にのこる歌・歌会始

2016-02-24 14:02:36 | 日記
心にのこる歌会始の歌

平成14年 「春」

トルストイの民話読みたる春の午後 父の匂ひのページに眠る
                  神奈川県 大矢節子

平成27年 「本」

「あったよね この本うちに」流された家の子が言ふ移動図書館
                    千葉県 平井敬子

この本に全てがつまつてるわけぢやないだから私が続きを生きる
                   神奈川県 小林理央